アナザーエデンはちよう。 【雑記】5月の人気記事【アナザーエデン】

【ドラえもん のび太の牧場物語】攻略「季節別・とれる物や作物・魚・虫」一覧/春夏秋冬

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修学旅行の"あの日"から約1年。 変わってしまった日々。 奉仕部はもはや、各々の惰性で存続していると言っても過言ではなくなっていた。 時より襲ってくる冷たい視線。 誹謗、中傷。 そんな現実から目を背けるように、いつしか彼らは、仮想の世界に逃げ込むようになった。 踏み出す怖さ、踏み込む怖さ、離れる怖さ 様々な感情がせめぎ合い、残るのはいつも停滞。 苦痛な日々。 そんな毎日を送っていた比企谷八幡。 終わりなく続く怠惰な毎日に、彼は諦めにも似た境遇に陥っていた。 しかしある時、オンラインゲームを通じて知り合った女性から、"あるゲーム"の誘いを受ける。 新しくリリースされるというそのゲームの名称は"ソードアート・オンライン"。 世界初のVRMMOに身を投じた彼と彼女は、直ぐにその世界に魅力された。 そして、彼の中で止まっていた筈の時計の針は、1年の長い時間を経て、再び廻りだしたのだった。 ヒロインは聖騎士様。 原作改変、キャラ崩壊注意。 苦手な方はオススメしません。 それでも良ければ、という方は是非よろしくお願いします。 比企谷八幡、高三の秋。 あの日、俺の日常は再び動き始めた。 05 PM10:00 風呂を済ませるなり、俺は自室のベッドに倒れんだ。...... 気だるい。 いや、だるいのはいつもだが、今日はいつにも増して気だるい。 去年のこの時期からずっと雰囲気は悪いままだが、今日のはいつにも増して酷かった。 方針が食い違ったとはいえ、依頼者を目の前にして言い争いが始まったからな......。 最近の彼女とは本当に噛み合わない。 今日のことだってそうだ。 事の発端は、学園のアイドル的存在である一色に告白し付き合いたいという男子生徒が相談に来たことだった。 ただその男子生徒は、まぁ、なんというか...... 残念だったのだ。 色々と。 まずナルシストすぎるし、自分が告白することで一色が嫉妬の対象になってしまうのが心苦しい、とか言ってたからな、あいつ。 後、高いナルシスト度に比例する外見と中身もなかった。 見た目はいいとこ中の下だし、成績も中の中。 サッカー部だということだが、葉山に確認したところ、才能はあるが努力はそこそこにしかしないため、言ってしまえば伸び悩んでいるんだとか。 そのくせ自尊心だけは人一倍高いそうで、何で自分が使われないのか、ということを部内で愚痴っているそうだ。 そして、相談に来た時の態度も頂けなかった。 理性の怪物などと言われたこともあるが、俺だって人間なので気に食わないことは気に食わない。 まぁ、良くも悪くも一色のことをよく知っている俺からすれば、目の前の男が一色の眼中にないことくらいすぐにわかった。 何より、彼女が生徒会長として、マネージャーとして人一倍頑張っている姿を知っているだけに、男に媚を売ることを辞めたということも聞かされていただけに、こんなつまらない奴に構うだけ無駄だと判断した。 だから言ったやった。 言いすぎたとは思わなかった。 当然食ってかかられたが、口先の勝負ならこちらの土俵だ。 言っちゃなんだが経験が違う。 正論という正論を突きつけ続けてやった。 だが、俺の考えに対して激しく反論したのが雪ノ下だった。 彼女曰く、例え振られるとしても、告白をさせないように誘導するのは奉仕部の理念に反する。 私達が出来ることは全くの0ではないはず。...... まぁ、あいつが言ってたのはこんなところか。 俺は正直、結果が目に見えていて、誰も得をしないような依頼を受けるつもりはさらさらなかった。 修学旅行の時はほとんど無理だとわかっていても奉仕部としての努力はした筈。 とも言われたが、どう考えても一年前とは訳が違う。 あの時は葉山の想い、戸部の想い、海老名さんの想い...... それぞれが複雑に絡み合っていた。 友人二人の板挟みになって身動きが取れない、好きな人に好きだと伝えたい、告白されることによって大好きなグループを壊したくない。 そんな想いが絡み合っていた。 何より、登場人物の一人一人が"本気"だった。 今思えば、あの行動によって葉山や戸部、海老名さん達にとっても、俺自身にも得られる物が少なからずあると思ったから、俺は動いた。 だが、今回は違う。 あの男子生徒から本気さは感じられなかったし、俺達にとっても一色にとっても、雪ノ下と由比ヶ浜にだってメリットはない。 一年前は、グループの存続、戸部が玉砕することの回避、そして、依頼の失敗を防ぐことが出来た。 成功は無理だったが、失敗はしなかった、と今でも思っている。 成功出来なくても、数少ない落とし所に持っていくことで、失敗は防ぐことができた。 しかし、今回の依頼を受けたりしたら...... 待っているのは、依頼の大失敗はほぼ間違いなく、男子生徒少なからず俺達に恨みを持つだろう。 何より、俺達が加担したことを知れば、一色がコンディションを崩す恐れさえあったのだ。...... 辛いことがあると奉仕部で充電してからーなんて言ってたからなあいつ......。 自分の中で居場所になっている部活の先輩達が、自分と望んでもいない人をくっつけようとしたりしたら、嫌悪感すら生まれるだろう。 少なくとも、俺ならそうなる。 まぁ、こんな風に俺なりに考えた結果、乗り気だった男子生徒の説得を勧めたのだが、正直雪ノ下を説得する方が骨が折れたんだよな......。 最終的に痺れを切らした俺は一色を呼んできて、好きな異性のタイプを述べてもらった。 一色が言うには、何事にも中途半端な男は嫌い、才能ばかりで努力しない男は嫌い、恵まれた外見に頼って中身を磨く努力しない男は嫌い、だそうだ。 俺は好きなタイプと言ったのに、何故か嫌いなタイプをつらつらと述べたのだった。...... ま、時間がなかったから事前に多くは話さなかったが、どうやら呼ばれるなり状況をすぐに理解して、諦めさせる方向に話を持っていったようだ。 因みに男子生徒はといえば、"すみませんでした...... 諦めます"。 と言って俯き気味に帰っていった。 まぁ、プラス思考に考えれば、これを切っ掛けにあの男子生徒が努力家に変わるかもしれないし、悪いことばかりではないと思った。 男子生徒が退室した後、一色にも詳しい話をしたのだが、雪ノ下の俯いた表情と由比ヶ浜の困ったような顔、一色のどこか悲しげな表情が印象的だったな......。 [newpage] 「...... ん?」 今日の振り返りを行いながら盛大にため息をついたところで、俺のスマホが光を発した。 どうやらLINEが送られてきたようだが、まぁ、こんな時間にメッセージを送ってくる人などあの人に決まっている。 スマホを開くと案の定"ベルたそ"と書かれた文字が目に入った。...... どうやらお姉様は疲れきってらっしゃるようですねぇ。 時刻はまだ23時前だし、少しくらい相手をしてあげてもいいだろう。 というか、シカトしたら電話来そうだし。 そんなことを考えながら、スイスイと指をスライドさせて文章を送信する。 怖いっす。 今日はいつにも増してテンションが崩壊してるなこの人。 やけ酒でもしてるのかもしれない。 わりと本気で。 お酒に逃げることが多いとアナベルさん自身が言っていたし。 ベルたそさん...... もといアナベルさんと連絡を取るようになったのは今から約半年前のことだ。 当時ハマっていたMMORPGの中で、狩りにご一緒する機会があったのだが、その際に意気投合した。 その後直ぐにLINEで連絡を取り合う仲となり、今では結構プライベートな会話もしていたりする。 因みに、アナベルさんの実年齢は25歳位とのことで、俺からしてみれば完全なお姉様である。 働きたくないお。 自虐はやめなさい。 何回も言いましたが、話を聞く限り君だけが悪いわけではないと思います。 というか、これも何回も言いましたが、登場人物全員に落ち度があると思いますよ。 ま、そうですけど。 あんまり考え込みすぎないように。 大人になれば彼女達にもきっとわかりますよ。 何がわかるのだろうか...... いつかはわかってもらえるのだろうか、と思ったが、心の中に飲み込んだ。 アナベルさんが言っているのは、世界初のVRMMO"ソードアート・オンライン"のことである。 仮想現実が体験できる最新型ゲームマシンであるナーヴギアを使用することで、未だかつてないリアルさを体験することが出来る。 アニメとかゲームに出てくる王国の女騎士ってこんな感じだよなぁ。 という感じた俺は間違ってはいなかっただろう。 本人はSAOの聖騎士を目指しているらしい。 精霊もいないし魔法もいないSAOにおいての聖騎士の定義が全然わからないが、本人はわりと本気のようである。 一方で、俺は薄い灰色のロングコートにブーツを着用し、武器は刀を使用していた。 当時ハマっていた"あるゲーム"の主人公な準えたのだが、これが結構気に入っているため、明日からもそのスタイルで行こうと思っている。 もはや会話になっていない、と思うかもしれないが、この緩さが心地よかったりする。 日常生活がギスギスしている分、余計に、だ。 2ヶ月ぶりね。 久しぶりに会えるのを楽しみにしています。 おやすみなさい。 おやすみなさい。 はち君。 スマホを枕元にセットし、布団を被る。 すると、一分も立たないうちにバイブレーションが俺の頭に響いた。

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八怪武器の性能と評価【アナザーエデン】

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修学旅行の"あの日"から約1年。 変わってしまった日々。 奉仕部はもはや、各々の惰性で存続していると言っても過言ではなくなっていた。 時より襲ってくる冷たい視線。 誹謗、中傷。 そんな現実から目を背けるように、いつしか彼らは、仮想の世界に逃げ込むようになった。 踏み出す怖さ、踏み込む怖さ、離れる怖さ 様々な感情がせめぎ合い、残るのはいつも停滞。 苦痛な日々。 そんな毎日を送っていた比企谷八幡。 終わりなく続く怠惰な毎日に、彼は諦めにも似た境遇に陥っていた。 しかしある時、オンラインゲームを通じて知り合った女性から、"あるゲーム"の誘いを受ける。 新しくリリースされるというそのゲームの名称は"ソードアート・オンライン"。 世界初のVRMMOに身を投じた彼と彼女は、直ぐにその世界に魅力された。 そして、彼の中で止まっていた筈の時計の針は、1年の長い時間を経て、再び廻りだしたのだった。 ヒロインは聖騎士様。 原作改変、キャラ崩壊注意。 苦手な方はオススメしません。 それでも良ければ、という方は是非よろしくお願いします。 比企谷八幡、高三の秋。 あの日、俺の日常は再び動き始めた。 05 PM10:00 風呂を済ませるなり、俺は自室のベッドに倒れんだ。...... 気だるい。 いや、だるいのはいつもだが、今日はいつにも増して気だるい。 去年のこの時期からずっと雰囲気は悪いままだが、今日のはいつにも増して酷かった。 方針が食い違ったとはいえ、依頼者を目の前にして言い争いが始まったからな......。 最近の彼女とは本当に噛み合わない。 今日のことだってそうだ。 事の発端は、学園のアイドル的存在である一色に告白し付き合いたいという男子生徒が相談に来たことだった。 ただその男子生徒は、まぁ、なんというか...... 残念だったのだ。 色々と。 まずナルシストすぎるし、自分が告白することで一色が嫉妬の対象になってしまうのが心苦しい、とか言ってたからな、あいつ。 後、高いナルシスト度に比例する外見と中身もなかった。 見た目はいいとこ中の下だし、成績も中の中。 サッカー部だということだが、葉山に確認したところ、才能はあるが努力はそこそこにしかしないため、言ってしまえば伸び悩んでいるんだとか。 そのくせ自尊心だけは人一倍高いそうで、何で自分が使われないのか、ということを部内で愚痴っているそうだ。 そして、相談に来た時の態度も頂けなかった。 理性の怪物などと言われたこともあるが、俺だって人間なので気に食わないことは気に食わない。 まぁ、良くも悪くも一色のことをよく知っている俺からすれば、目の前の男が一色の眼中にないことくらいすぐにわかった。 何より、彼女が生徒会長として、マネージャーとして人一倍頑張っている姿を知っているだけに、男に媚を売ることを辞めたということも聞かされていただけに、こんなつまらない奴に構うだけ無駄だと判断した。 だから言ったやった。 言いすぎたとは思わなかった。 当然食ってかかられたが、口先の勝負ならこちらの土俵だ。 言っちゃなんだが経験が違う。 正論という正論を突きつけ続けてやった。 だが、俺の考えに対して激しく反論したのが雪ノ下だった。 彼女曰く、例え振られるとしても、告白をさせないように誘導するのは奉仕部の理念に反する。 私達が出来ることは全くの0ではないはず。...... まぁ、あいつが言ってたのはこんなところか。 俺は正直、結果が目に見えていて、誰も得をしないような依頼を受けるつもりはさらさらなかった。 修学旅行の時はほとんど無理だとわかっていても奉仕部としての努力はした筈。 とも言われたが、どう考えても一年前とは訳が違う。 あの時は葉山の想い、戸部の想い、海老名さんの想い...... それぞれが複雑に絡み合っていた。 友人二人の板挟みになって身動きが取れない、好きな人に好きだと伝えたい、告白されることによって大好きなグループを壊したくない。 そんな想いが絡み合っていた。 何より、登場人物の一人一人が"本気"だった。 今思えば、あの行動によって葉山や戸部、海老名さん達にとっても、俺自身にも得られる物が少なからずあると思ったから、俺は動いた。 だが、今回は違う。 あの男子生徒から本気さは感じられなかったし、俺達にとっても一色にとっても、雪ノ下と由比ヶ浜にだってメリットはない。 一年前は、グループの存続、戸部が玉砕することの回避、そして、依頼の失敗を防ぐことが出来た。 成功は無理だったが、失敗はしなかった、と今でも思っている。 成功出来なくても、数少ない落とし所に持っていくことで、失敗は防ぐことができた。 しかし、今回の依頼を受けたりしたら...... 待っているのは、依頼の大失敗はほぼ間違いなく、男子生徒少なからず俺達に恨みを持つだろう。 何より、俺達が加担したことを知れば、一色がコンディションを崩す恐れさえあったのだ。...... 辛いことがあると奉仕部で充電してからーなんて言ってたからなあいつ......。 自分の中で居場所になっている部活の先輩達が、自分と望んでもいない人をくっつけようとしたりしたら、嫌悪感すら生まれるだろう。 少なくとも、俺ならそうなる。 まぁ、こんな風に俺なりに考えた結果、乗り気だった男子生徒の説得を勧めたのだが、正直雪ノ下を説得する方が骨が折れたんだよな......。 最終的に痺れを切らした俺は一色を呼んできて、好きな異性のタイプを述べてもらった。 一色が言うには、何事にも中途半端な男は嫌い、才能ばかりで努力しない男は嫌い、恵まれた外見に頼って中身を磨く努力しない男は嫌い、だそうだ。 俺は好きなタイプと言ったのに、何故か嫌いなタイプをつらつらと述べたのだった。...... ま、時間がなかったから事前に多くは話さなかったが、どうやら呼ばれるなり状況をすぐに理解して、諦めさせる方向に話を持っていったようだ。 因みに男子生徒はといえば、"すみませんでした...... 諦めます"。 と言って俯き気味に帰っていった。 まぁ、プラス思考に考えれば、これを切っ掛けにあの男子生徒が努力家に変わるかもしれないし、悪いことばかりではないと思った。 男子生徒が退室した後、一色にも詳しい話をしたのだが、雪ノ下の俯いた表情と由比ヶ浜の困ったような顔、一色のどこか悲しげな表情が印象的だったな......。 [newpage] 「...... ん?」 今日の振り返りを行いながら盛大にため息をついたところで、俺のスマホが光を発した。 どうやらLINEが送られてきたようだが、まぁ、こんな時間にメッセージを送ってくる人などあの人に決まっている。 スマホを開くと案の定"ベルたそ"と書かれた文字が目に入った。...... どうやらお姉様は疲れきってらっしゃるようですねぇ。 時刻はまだ23時前だし、少しくらい相手をしてあげてもいいだろう。 というか、シカトしたら電話来そうだし。 そんなことを考えながら、スイスイと指をスライドさせて文章を送信する。 怖いっす。 今日はいつにも増してテンションが崩壊してるなこの人。 やけ酒でもしてるのかもしれない。 わりと本気で。 お酒に逃げることが多いとアナベルさん自身が言っていたし。 ベルたそさん...... もといアナベルさんと連絡を取るようになったのは今から約半年前のことだ。 当時ハマっていたMMORPGの中で、狩りにご一緒する機会があったのだが、その際に意気投合した。 その後直ぐにLINEで連絡を取り合う仲となり、今では結構プライベートな会話もしていたりする。 因みに、アナベルさんの実年齢は25歳位とのことで、俺からしてみれば完全なお姉様である。 働きたくないお。 自虐はやめなさい。 何回も言いましたが、話を聞く限り君だけが悪いわけではないと思います。 というか、これも何回も言いましたが、登場人物全員に落ち度があると思いますよ。 ま、そうですけど。 あんまり考え込みすぎないように。 大人になれば彼女達にもきっとわかりますよ。 何がわかるのだろうか...... いつかはわかってもらえるのだろうか、と思ったが、心の中に飲み込んだ。 アナベルさんが言っているのは、世界初のVRMMO"ソードアート・オンライン"のことである。 仮想現実が体験できる最新型ゲームマシンであるナーヴギアを使用することで、未だかつてないリアルさを体験することが出来る。 アニメとかゲームに出てくる王国の女騎士ってこんな感じだよなぁ。 という感じた俺は間違ってはいなかっただろう。 本人はSAOの聖騎士を目指しているらしい。 精霊もいないし魔法もいないSAOにおいての聖騎士の定義が全然わからないが、本人はわりと本気のようである。 一方で、俺は薄い灰色のロングコートにブーツを着用し、武器は刀を使用していた。 当時ハマっていた"あるゲーム"の主人公な準えたのだが、これが結構気に入っているため、明日からもそのスタイルで行こうと思っている。 もはや会話になっていない、と思うかもしれないが、この緩さが心地よかったりする。 日常生活がギスギスしている分、余計に、だ。 2ヶ月ぶりね。 久しぶりに会えるのを楽しみにしています。 おやすみなさい。 おやすみなさい。 はち君。 スマホを枕元にセットし、布団を被る。 すると、一分も立たないうちにバイブレーションが俺の頭に響いた。

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【アナデン】八妖の怪の出現場所と八妖武器の性能まとめ【アナザーエデン】

アナザーエデンはちよう

長々と書いているのに、ピント外れの回答がありますね。 住基ネットでは、「ハの松」と「八の松」は別の字として扱われています。 おそらく、質問者さんの登録上の文字は「八の松」だが、代わりに「ハの松」を行政が使うこともあるということでしょう。 一応、パソコン上でもこの微妙な差を表現することができます。 「ハの松」の文字コード(Unicode)はまたはで、「八の松」はまたはです。 詳細な手順は下リンクを参照してください。 しかし、どちらの「松」を使ってもよいのか、それとも「八の松」を使うべきかは、残念ですが答えられません。 ご親族の方にお尋ねになるか、ご家族で話し合って決めてください。 (おそらく、役所の判断ミスで勝手に「八の松」にされたのだろうと思いますが、断言はできません) なお、本来はどちらも同じ「松」とみなすべきで、常用漢字表にもその旨が明記されています。 実際のところも、日常生活や漢字テスト、出版物などでは区別しないのが一般的であり、デジタルの戸籍上(戸籍統一文字)も区別されません。 前者では「住民基本台帳ネットワークシステム統一文字」という文字情報が用いられ、後者では「戸籍統一文字」が用いられます。 前者は総務省、後者は法務省と担当する役所が違うことが原因で、縦割り行政の弊害があらわれています。 簡単にグーグルで調べてみたところ、住民基本台帳・住民票の字を「八の松」から「ハの松」に変えられるようですが、詳細は市役所などに尋ねてください。 また、マイナンバー通知カードの記載については、繰り返しになりますが、質問者さんの住民基本台帳上の文字は「八の松」だが、代わりに「ハの松」を行政が使うこともあるということでしょう。 イチャモンをつけられ回答がずれてしまいましたので、論点を戻して回答し直します。 同じ文字です。 これは「明朝体」という書体の特徴で、<筆押さえ>というデザインなのです。 同じ明朝体の書体でも、この筆押さえのないデザインの書体があります。 したがって、明朝体以外の書体では「筆押さえ」のない「ハ+ム」の形になっており、同じ漢字なのです。 役所でプリントされるときのデジタルフォント 書体 の種類により、明朝体でも<筆押さえ>のついた「松」の字か、ついていない字が印字される場合もあります。 現在、戸籍はすべてコンピュータで管理されており、「姓」は昔のまま受け継がれ、「名」も戸籍法施行以前のものは、そのまま受け継がれていますので、俗字も含めて「戸籍統一文字」が作られています。 下記の法務省のサイト「戸籍統一文字情報のページ」で、戸籍のオンライン手続に使用することを目的として整理した文字の情報を検索することができます。 上記では「松」は、<筆押さえ>のない字形で登録されており、<筆押さえ>のある「松」はありません。 「常用漢字表」で、同じ漢字であるとされている字(デザインの差)が重複して登録されることがないのは当然です。 下記の「常用漢字表」および貼付画像をごらんください。 「常用漢字表」(平成22. 常用漢字表では,個々の漢字の字体(文字の骨組み)を,明朝体のうちの一種を例に用いて示した。 現在,一般に使用されている明朝体の各種書体には,同じ字でありながら,微細なところで形の相違の見られるものがある。 しかし,各種の明朝体を検討してみると,それらの相違はいずれも書体設計上の表現の差,すなわちデザインの違いに属する事柄であって,字体の違いではないと考えられるものである。 つまり,それらの相違は,字体の上からは全く問題にする必要のないものである。 以下に,分類して,その例を示す。 3 点画の性質について (4)「筆押さえ」等の有無に関する例・・・・・・・・・・芝 更 伎 八 公 雲 第2 明朝体と筆写の楷書との関係について 常用漢字表では,個々の漢字の字体(文字の骨組み)を,明朝体のうちの一種を例に用いて示した。 このことは,これによって筆写の楷書における書き方の習慣を改めようとするものではない。 字体としては同じであっても,1,2に示すように明朝体の字形と筆写の楷書の字形との間には,いろいろな点で違いがある。 それらは,印刷文字と手書き文字におけるそれぞれの習慣の相違に基づく表現の差と見るべきものである。 1 明朝体に特徴的な表現の仕方があるもの (3)「筆押さえ」等に関する例...... 辞書を含めて、単行本であれ雑誌であれ、今の日本の一般的な書物は「明朝体 みんちょうたい 」という書体で印刷されています。 かつては鉛で作られた金属活字の書体の一種でしたが、活字から写真植字に代わり、最近では電子媒体にも使われています。 これらはもちろん、つい数十年前までの活版印刷で広く使われていた明朝体活字の字形をモデルとして、情報機器で使えるデジタル・フォントとして設計され、搭載されています。 活字とデジタル・フォントは基本的に同じものといえます。 「明朝体」のルーツは明 みん の時代 1368~1644 を中心に、木版印刷で普遍的に使われた書体にあります。 この書体が、明から清 しん にかけても木版印刷で漢字を印刷するときの主流となり、それが金属活字の時代になってからもスタンダードとされ、さらにいまのパソコンでも使われているのですが、明朝体とは木版印刷で使われる漢字がより美しく見えるように、独自の工夫とデザインを施して設計されたものであったので、印刷されたときの美しさを追求するあまり、本来の正しい字形から逸脱している部分があります。

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