アメリカ 選挙。 4年に1度のアメリカ大統領選挙!選挙制度の仕組み&選挙人をわかりやすく

アメリカ2020大統領選挙トランプVSバイデン!仕組みや候補者などまとめ

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2012年の投票結果証書。 各選挙人の署名がある。 選挙人の数はごとに、連邦上下両院の合計議席と同数が割り当てられる。 ただしどの州にも属さない(DC)には選挙人数3が割り当てられる。 これらの選挙人割り当て総数は538となる。 選挙人の選出方法は基本的には州に任されており、歴史上は州議会によって選出される州が多数であった時代もあったが、現在では全ての州とDCで、全国一律のの日(11月第1月曜日の翌日の火曜日)における州民による投票で選出される。 一般投票では、あらかじめ有権者登録を済ませた州民が、大統領・副大統領候補の名前ペアが記されている選択肢にチェックを入れて投票するが、これらの票はその大統領・副大統領候補のペアへの投票を誓約する選挙人候補団への投票となる。 大多数の州・DCでは最大得票の選挙人候補団に全議席が配分される()。 とでは、上院議員議席分の2名の枠を州全体での最多得票の陣営に与え、残りの下院議員議席分の枠を、下院選挙区ごとに最多得票の陣営に1名ずつ与える。 当選した選挙人団は、「12月の第2水曜日の後の最初の月曜日」に州ごとに選挙人集会を開いて大統領候補と副大統領候補への投票をそれぞれ行う。 公開投票の州もあれば秘密投票の州もあるが、その投票結果を記した証書に選挙人全員が署名して認証し、知事の署名のある選挙人認定証書と共に副大統領に送付する。 副大統領は、新議員が就任した直後の1月6日頃にを開いてその場で選挙人票を集計させ、最終的に当選者を認証する。 選挙人団による選挙によって大統領・副大統領に当選するには過半数(270票以上)を獲得する必要があり、いずれの候補も過半数に達しなかった場合は、上位候補の中から連邦議会議員の投票で選出が行われる。 選挙人団が再度投票したり、選挙人票が議員票に加算されることはない。 選挙人団による選挙はであるため、一般投票での得票率一位候補が当選できるとは限らない。 なお、本選挙に先立つでは、州ごとに代議員を選出し、党大会の代議員による投票によって各党の大統領・副大統領の指名候補を選出するが、この過程は選挙人団方式との共通点も多い。 選挙人制度のはじまり [ ] 選挙人の制度は発効の制定のときに導入された。 当時はやなどはまだ無く、と呼べるものがあった程度であるが、も低く、大統領候補の政策や主張を知る方法がなかった。 さらに、領土の広大さに対してもも未発達であり、全土で直接選挙を行うことは物理的に難しかった。 そこでいずれかの候補者の支持を表明する地元や地域の信頼に値するやを前もって複数の選挙人として指名しておき、選挙で候補者への支持を託す選挙人を選び、間接的に託された選挙人が大統領を選ぶという方法を採用した。 選挙人が行う選挙によってを有するごとに大統領候補の中から一人だけを選択することとなる。 もう一つの理由としては、を始めとするの存在があった(参照)。 は、当初から直接選挙を主張したが、は南部にとって容認できないと反対した。 ため、奴隷の多い南部諸州は選挙戦で不利になるからである。 といって、マディソンにとって奴隷に選挙権を認めることは論外であった。 奴隷の人口のみを利用し、選挙権は認めない便法だった。 この規定は、アメリカ合衆国憲法第1章第2条第3項及び第2章第1条第2項にあり、定数もまた、同様の方法で決定していた。 で当選したは、実際には選挙権のない奴隷人口で水増しされた選挙人でと同率1位になり、代議院(下院)の決選投票で大統領に選出された。 このためジェファーソンは「黒人大統領」と揶揄された。 そして奴隷制度が廃止され、が導入されても、選挙人制度は残った。 の運営する「アメリカンセンターJAPAN」では、選挙人制度が維持されている理由を以下のように解説している。 選挙人制度は憲法に規定されており、憲法の修正は難しい• 選挙人制度はを強化するために、2大政党(と)のどちらも変更を支持する見込みがない• 選挙人制度の結果、大統領候補は小さな(人口の少ない)州でも選挙運動を行う必要があり、多くの米国民はこの状況を支持している• また、その結果、大統領候補は全米各地の有権者の関心事を知り、それに対処する必要がある 誓約について [ ] 誓約違反 [ ] 誓約違反投票に対する罰則がある州 選挙人が誓約を違えて別の候補に投票することは、連邦法上は自由であり、1948年から2016年まで16人が確認されている。 しかし、2016年大統領選挙までに、そのような誓約違反投票が選挙結果に影響を及ぼした事例はない。 右図に示す州の州法では誓約どおりの投票を義務としており、誓約違反投票に対しては罰金が科される場合もあるが、そのうち大半の州では投票自体は有効とされる。 ・・の州法では、誓約に反して投じられた票は無効とされ、その票を投じた選挙人は別の者と交代させられる。 非誓約選挙人 [ ] 近年立候補している選挙人候補団は、いずれかの候補ペアへの投票をあらかじめ誓約している。 既に、19世紀の選挙人団は誓約選挙人がほとんどを占めていた。 しかし、選挙人候補に誓約を義務付けるかどうかは州の裁量とされている。 の ()の判決がその法的根拠とされる。 そのため州の制度次第で、誓約選挙人候補団しか立候補できないケースもあれば、自由判断で投票することをあらかじめ言明する非誓約選挙人候補団が立候補することが可能なケースもある。 このような非誓約選挙人による自由判断に基づく投票は、前節の誓約違反とは区別される。 かつては、党内対立が激しい場合に地方組織の造反として非誓約選挙人候補が擁立されることもあった。 では、南部のの一派が、指名候補のと反政策に反対して、分派政党を立ち上げて「(大統領)候補者を特定せず」とする選挙人候補団を擁立している。 民主党非誓約選挙人から得票したハリー・バード 時代には、南部の民主党が、党指名候補を拒否して非誓約選挙人候補団を擁立している。 においては、で民主党指名候補への投票を誓約する民主党選挙人候補団と、ケネディを拒否する非誓約の民主党選挙人候補団がそれぞれ立候補し、選挙人候補団を交えての三つ巴の選挙戦となったが、非誓約民主党選挙人団が比較多数を得て当選した。 選挙人団は制度の維持を主張する ()に投票している。 またで当選した民主党の選挙人候補名簿には、ケネディへの投票を誓約する5名と非誓約の6名が記載され、非誓約の選挙人はバードに投票した。 においてもアラバマ州では非誓約の民主党選挙人候補団が、共和党誓約選挙人候補団とのとなり、同州では民主党指名候補への投票を誓約する選挙人候補団は立候補できなかった。 この時は同州では共和党が勝利している。 では保守派が民主党から分裂してを結成して独自候補を立ち上げ、非誓約選挙人候補擁立戦術が使われなくなった。 以後は非誓約選挙人候補団の立候補事例は稀である。 ではでアメリカ独立党の分流であるアメリカ党の地元組織が全国党大会指名候補を受け入れず、「(大統領)候補者を特定せず」として選挙人候補団を立候補させ、州内で0. 脚注 [ ]• TheColumbusDispatch (2012年12月17日)• - 『』2016年10月29日東京朝刊 山本太一• - "" George C. Edwards III (英語)• - 『』 Akhil Reed Amar (英語)• - 「Dancing Writer」• - アメリカンセンターJAPAN• - アメリカンセンターJAPAN• 共和党の州「選挙人」、トランプ氏への投票拒否 読売新聞 2016年8月4日• トランプ氏の当選確定…選挙人、両党で7人造反 読売新聞 2016年12月20日• () 2013年1月24日• 外部リンク [ ]• (英語).

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アメリカ中間選挙とは?上院下院の違いとは!?

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アメリカ大統領選挙は4年に一度オリンピック開催年と同じ年に行われます。 アメリカ大統領選挙は間接的ではありますが、日本と違い自分達で自分の国のトップを決めるという意識がとても強いです。 そのため、アメリカでは友人・家族と政治や経済の話になることが多いです。 政治や経済の話は日常とは違うフレーズや単語が使われるため、話についていけないこともしばしば。 議論が始まると一人でポカーンとなるのがとても悔しく、せっかくなら彼らの深〜い話を理解して、できることなら意見を言ってみたい!!と思い少し自分なりに勉強をしてみました。 今回は基本的なアメリカ大統領選にまつわる事柄について。 英語の問題もありますが、恥ずかしながらそもそもシステムをあまりしっかり理解していなかったので自分の勉強の記録としてまとめたいと思います。 ぜひ参考にしてくださいね!それではさっそく見ていきましょう〜! アメリカの大統領になれる人はどんな人? アメリカに住んでいれば大統領になれるというものではありません。 大統領になれる人の条件は米国憲法でしっかり定められています。 アメリカで生まれたアメリカ市民であること。 35歳以上であること。 14年間以上アメリカに居住していること。 アメリカ大統領選挙の典型的なサイクル アメリカ大統領選挙は4年に一度以下のようなサイクルで行われます。 記事の中でしっかり解説していますので安心してくださいね!だいたい毎4年このサイクルで大統領選は行われているので、このサイクルをもとに以下私なりに理解したことをまとめていきます。 大統領になりたいと宣言する。 アメリカ大統領になるためには、まず「大統領になりたい!大統領選に出馬します!」という宣言をするところから始まります。 立候補の宣言をし、選挙資金や立候補者をサポートするスタッフ ボランティアを含む の確保をします。 アメリカ大統領選に立候補し選挙活動を行うためには 約10億ドルかかると言われています。 アメリカは土地が広いので各地で遊説を行うには交通費もかかるし、人件費もかかります。 そのためこの資金集めはとても大切なんです。 立候補者の中には資金が集められない・資金不足で大統領選挙の途中で脱落してしまう候補者もいます。 アメリカの大統領になるためには、長期戦を勝ち抜くための気力・体力、そして資金力が重要です。 予備選挙と党員集会 Primary and Caucus アメリカは二大政党制で、 民主党と 共和党の両党の大統領候補がアメリカ大統領選挙の有力候補です。 民主党は英語でDemocratic Party デモクラティック・パーティー 、共和党は英語でRepublican party リパブリキャン・パーティー と言います。 民主党と共和党は大統領候補の指命準備に取りかかり、1〜6月にかけて州ごとに予備選挙または党員集会を開催し投票が行われます。 予備選挙は英語でPrimary election プライマリー・エレクション 、党員集会は英語でCaucus カーカス と言います。 ここでアメリカ大統領選挙の仕組みで覚えておきたいポイントが一つ!それは、予備選挙は、立候補者に直接投票するのではなく、 選挙前に誰に投票するか宣言している代議員に投票することです。 これを 間接選挙と言い、英語では Indirect election インダイレクト・エレクション と言います。 間接選挙とは? 一般選挙民が選挙人を選出し、その選挙人の投票によって候補者の当落を決定する選挙方法。 米国の大統領選挙など。 複選挙。 引用: 3. 大統領候補指命大会を開催 Nominating convention 代議員は民主・共和両党の全国党大会に出席します。 そこで、過半数の支持を得た候補が党の大統領候補に指命されます。 選ばれた大統領候補は、全国党大会中に自分の ラニングメイト 英語: running mate つまり副大統領候補を指命し、一緒にアメリカ大統領選挙本戦に望みます。 ラニングメイトは、通常 大統領候補に選ばれた人とは支持基盤・政策・キャラクターが違う人が選ばれます。 有権者は党から選ばれた大統領候補だけでなく、大統領候補が誰をラニングメイトとして指名するのかにも注目しているためラニングメイト選びもとても需要なプロセスの一つです。 一般選挙・大統領選挙人を選ぶ Election Day 選挙日は、選挙年の11月第一月曜日の翌日 火曜日 に行われます。 この選挙で選ばれるのは大統領ではなく 538人の大統領選挙人が選ばれます。 選挙は州ごとに行われ、この538人が規模に応じて各州に配布されます。 選挙人数が最も多いのはカリフォルニア州の55名。 対して最も少ないのはアラスカ・デラウェア・モンタナ・ノースダコタ・サウスダコタ・バーモント・ワイオミング・コロンビア特別区の3名です。 順不同 アメリカ大統領選を勝利するには、 いかに選挙人数が多い州で勝利できるかが一番のポイントです。 大統領候補者は選挙人の過半数270人獲得を目指して選挙を繰り広げます。 大統領選挙は間接選挙なので、投票権を持っている有権者は投票日に大統領と副大統領候補のペアへ投票を誓約する選挙人団に票を入れます。 ペアは英語でticket チケット 、選挙人団は英語でElectoral College エレクトラル・カレッジ と言います。 アメリカ選挙人団とは? の選挙人集会で及びを選出する(英語: elector)の集合である。 引用: ここでのポイントは、選挙人投票は 勝者総取り方式であることです。 勝者総取り方式は英語で Winner-take-all ウィナー・テイク・オール と言います。 勝者総取り方式は、他の選挙人団より一票でも多くの票を得た選挙人団がその州に割り当てられた全ての選挙票を獲得できる方式です。 選挙人投票 Electors cast their votes in the Electoral College 12月の第2水曜日の次の月曜日に、一般選挙で選ばれた大統領選挙人が各州でどちらかのアメリカ大統領候補に投票します。 選挙人の投票は一回のみです。 ここで覚えておきたいポイントは1点。 一般投票で選ばれた選挙人は、選挙人投票で違う人に投票することが可能です。 とはいえ、この段階で違う人に投票をするケースは極めて稀 まれ で一般投票の結果で新大統領はほぼ決定と言われています。 もしどの候補も全選挙人過半数を取得できなかった場合は、大統領候補上位3名から下院が大統領を選び、副大統領は上院が選びます。 連邦議会で開票とアメリカ新大統領就任式 翌年1月上旬に 連邦議会で開票が行われ大統領が正式に決定します。 新大統領の就任式は1月20日正午から行われ、新しい大統領は最高裁判所長官の立ち会いのもと宣誓をします。 新大統領の任期は宣誓の行われる1月20日の正午からスタートします。 大統領の宣誓は首都ワシントンD. のアメリカ合衆国議会議事堂前で行われ、就任式当日は祝日になります。 大統領は憲法で定められている通り職務を執行する前に宣誓をする義務があります。 宣誓は英語でoath オース と言います。 宣誓文の規定は特にないようですが、宣誓の場合は「So help me God. 」 神よ照覧あれ。 と最後に付けるのが慣例なようです。 アメリカ合衆国大統領就任式は英語でUnited States presidential inauguration ユナイテッド・ステイツ・プレジデンシャル・イナギュレーション と言います。 下の図ではここまで紹介したアメリカ大統領選の仕組み 流れ が分かりやすく絵で説明されています。 ぜひ参考にしてくださいね! 引用: アメリカ大統領の選挙権は誰にあるの? 選挙権はアメリカ国籍者のみです。 残念ながら永住権者には選挙権はありません。 年齢は18歳以上であり、 選挙人登録を行う必要があります。 アメリカでは自動的に選挙人名簿に登録されることはないので自己申告で選挙人名簿に登録をしないと投票資格が与えられません。 選挙人名簿は英語でVoter registration ボーター・レジストレーション と言います。 選挙権がないのに選挙人登録をすると刑法犯罪になるので注意してください。 遊説 ゆうぜい。 Popular vote: 一般投票 Electoral College: 大統領・副大統領 選挙人団。 The House of Representatives: アメリカ国議会の 下院。 The Senate: 上院。 Voter registration: 選挙人名簿 アメリカ大統領選の仕組みまとめ 2016年はまさにアメリカ大統領選挙の年です。 アメリカでは大統領選挙はまるで大イベントのように人々は注目しています。 アメリカに来てからアメリカ人の選挙に対する熱意に驚きました。 日本では自分たち国のトップを決めることができないので、ここまで熱くなって自分の国のトップを決められるってちょっといいなと思いました。 アメリカ大統領選の仕組みを学んだことで、ますます今後の選挙の動きが気になりそうです。 少しでもこの記事がお役に立てたら嬉しいです! 次回の記事を見逃さないためにもフィードをフォローしよう! あなたもアメリカにいる仲間とつながれる大人気のAmerican Sakuraネットワークグループのメンバーになりませんか?無料登録は下のボタンから簡単にできます。 Join us! アメリカの生活に関して「もっと知りたい!」「気になる!」「こういう場合はどうしたらいい?」「誰に聞いたらいい?」と思ったことはありませんか? そんな時はを利用してください。 You may also like• アメリカは住むのもよし、訪れるのもよし。 アメリカには日本人である私達が様々な経験をすることができる機会がたくさんあります。 American Sakuraはアメリカを訪れた全ての日本人がアメリカで充実した生活を送れると信じています。 American Sakuraのゴールはアメリカで生活をする日本人、またはこれからアメリカに居住予定の日本人が情報共有し仲間を増やすことでアメリカン・ドリームを手に入れることです。 既に多くの日本人がアメリカで花を咲かせています。 アメリカで充実・成功した生活を送りたいと思う仲間に会えることを楽しみにしています。 Noriko Mashita Brubaker American Sakura創設者.

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【初心者向け】3分でわかるアメリカ大統領選挙の仕組み

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アメリカの大選挙と言えば、オリンピックと同じで4年に一度開かれる、アメリカ国民にとっての大イベントですよね? 日本の首相は、その時の第一政党の党首がなるので、日本国民が選ぶことは出来ませんが、アメリカは、間接的ではあっても、首相を選べるシステムがあるのは羨ましいです。 間接投票と言うシステムも、アメリカならではですね。 流石にあれだけ広い国土と国民がいたら、直接選挙だと、時間がいくらあっても足りませんし。 ただ、一口に間接投票と言っても、日本とはシステムが大きく違うため、中には疑問符が飛び交う制度もあったり。 日本国内の選挙とは大きく違うアメリカの大統領選挙の仕組みや疑問点は、沢山ありますので、それらを以下にまとめてみました。 アメリカでは、主に民主党と共和党という二つの大きな政党があり、その二大政党から、アメリカの大統領が選ばれることが多いんですね。 他の党からも立候補は出来るみたいですが、いつも二大政党から大統領が出るのは、後述しますが、二大政党立候補するのでないと、立候補のハードルが高いからなんですね。 本選挙と呼ばれる、大統領選挙の前には、予備選挙があります。 これはどんな選挙かと言いますと、民主と共和党のそれぞれの候補者から、それぞれの代表を一人に決める選挙なんですね。 予備選が終わると、今度は「本選挙」などと呼ばれる選挙が開始されます。 多分こちらが、私達が知っている大統領選挙ということになります。 予備選挙は、代議士による間接選挙になっていて、自分が推薦する候補者の代議員に投票します。 代議員の総数は、州にの人口によって決められていますが、なるべく不公平のないように、人口に応じて調整されます。 こんな感じで、予備選挙という間接選挙が行われるわけですが、実は、日本と違う所があります。 それは、候補者であっても、途中で棄権することが出来るんですね。 前回の大統領選挙でも、かなりの数の途中棄権が出ています。 アメリカの大統領選挙は、間接選挙になるのが、日本との大きな違いですね。 アメリカの大統領になるには、共和党か民主党のどちらかの代表になる必要があります。 図解するとわかりやすいかも知れませんが、上の画像の図解で示す通り、順序は以下のような流れになります。 全体的な流れとしては、まず、本番の大統領選挙の前に、それぞれの党の中で公認を受けるために予選を勝ち抜く必要がありますが、これが予備選挙と呼ばれる間接選挙です。 次に全国党大会が開催されます。 全国党大会では、予備選挙で多くの支持を集めた候補者を、正式に党の候補者として選出する大会が行われます。 その後、大統領選挙の一般投票が行われますが、これは選挙権を持つ有権者が、大統領を間接選挙でえらぶための、候補者を推薦している選挙人を選ぶ投票になります。 それが終わって、ようやく、大統領選挙 本選挙 が行われて、大統領が決まるという仕組みになっています。 仕組み自体は簡単ですが、複雑に見えるのは、間接選挙であるということだと思います。 日本では、首相を選ぶことは出来ませんが、議員を選ぶ時には、誰が当選したかというのは、簡単にわかる仕組みになっていますから。 でも、実はこの間接選挙も色々と問題点が指摘されています。 人間の作る仕組みなので、完璧にとはいかないと思いますが、やはり重要な選挙で問題点が残るのは、余り良いことではないのかも知れないですね。 図解で示すと、上の画像のようになります。 図解だとわかりやすいと思いますが、以下に詳細をご紹介しますと。 予備選挙では、各党の党員が中心で出来上がっている有権者が投票して、候補者を選びます。 有権者が直接候補者を選べるわけではなく、各党の代議員と呼ばれる人の投票によって候補者を決める、間接選挙の形が取られているんですね。 ちなみに、党の代表となるのは一番支持された代議員の票を得た候補者になります。 大統領候補者は、両党ともに、7月~8月に行われる全国党大会での選挙により選出されますが、その選挙の投票権を持つ人が、いわゆる代議員と呼ばれる人たちです。 代議員の数は、不平が出ないように、各州の人口によって選出されますが、選ばれ方は、割合というかパーセンテージで選ばれるようになっています。 割合についても、州によって違うのですが、基本的に人数によって、パーセンテージが違ってくるようです。 ただし、ここでも不思議なんですが、共和党の場合は、最も得票数の多かった候補が、代議員を総取りする州もあるとのことなんです。 問題点というべきか、謎というべきか、このシステムが大統領問題を複雑化している気がしますね。 代議員を選びだす方法では、予備選挙とは別に党員集会がありますが、こちらでは主に下記のような選出をします。 共和党と民主党の二大政党がメインとなりますが、それぞれの党員が、党員集会を開きながら、議論や投票などの方法を使って、代議員を選びだすという仕組みになっています。 代議員の党員集会が行われる場所は、党員によっても様々で、中には自宅で集会を開く方もいるそう。 党員集会には、投票区や連邦下院選挙区、または州などのレベルによっても違いがあり、党員集会に参加できる代議士は決められた人だけです。 こんな感じで、代議士選びなどにも時間をかけるので、一日で決まる日本と違い、アメリカでは大統領を選ぶのに長期間をかけて、選びだすわけですね。 選挙人って、アメリカの大統領選挙でも、しばしばテレビでも放映されていましたよね? では、そもそも選挙人って何のことなのか?ですが。 選挙人と言うのは、大統領選挙の本選挙で、大統領と副大統領の2人を選出するための、選挙人集会に参加している人達のことを言います。 わかりやすいとは言えないので、もっと詳しくご紹介すると。 選挙人は、各州に割り当てられており、数は上院議員と下院議員の数と同じ数になっていて、その数は535人となります。 また、首都ワシントンD. には、上下両院議員は存在しないのですが、選挙人だけは3人が存在します。 選挙人はあらかじめ、自分が指名する予定の候補に誓約を誓い、最も多く得票した候補者が決まると、その候補者を指名する予定の選挙人が選出されるという仕組みになっています。 選挙人が多い=過半数の指名を獲得した候補者が、大統領に選出されると考えればわかりやすいですね。 図解もしていますが、この時点では、民主党のクリントンさんが優勢だったようです。 では、何故クリントンさんが大統領に選ばれなかったのかは、後述します。 本選挙は、共和党候補と民主党候補の「一騎討ち」となり、何と!約2カ月間もの壮絶な選挙戦が始まるというわけです。 一般投票と呼ばれる有権者が投票する日があり、ここでも、有権者は各州の「選挙人」を選んで投票することになります。 間接選挙だらけで、訳がわからなくなりますよね? 選挙人は、予備選の時の「代議員」選びの時と同じように、どちらの候補を支持しているか誓約をしているので、有権者である一般人は、どちらかの党のグループに投票し、間接的に大統領を選ぶという、こちらも間接選挙となります。 ただ、間接選挙とはいえ、国の代表を決めるのに、国民の意見が反映される仕組みは、日本でも真似をして欲しいものですね。 そして開票されるわけですが、その州で1票差であっても最多得票となった政党が、その州全体の選挙人の人数すべてを獲得できるという、面白いシステムが取られています。 これを「勝者独占方式」と一般に呼ぶわけですが、わかりやすい説明を以下にご紹介していますので、今回は割愛します。 この方式があったからこそ、トランプ氏は、大統領になったと言っても過言ではありません。 選挙人は全米で538人存在していると前述しましたが、その過半数の270人以上を獲得した候補者が、大統領となるという、こちらは簡単でわかりやすいシステムですね。 本選挙は、「勝者独占方式」や「勝者総取り方式」などと呼ばれる、特殊な間接選挙の形を取っています。 図解するとわかりやすいかも知れませんが、一名でも多く選挙人がいれば、その州の票は総取りになるという仕組みです。 もっとわかりやすい説明にしますと、また、図解を見ていただきたいのですが。 例えば、選挙人が7名割り当てられた州があったとします。 その州で、民主党候補者を支持する選挙人が4人、共和党候補者を支持する選挙人が3人いたとしたら、A氏を支持した選挙人が4名いるので、その州における選挙人は、7名全員がA氏を支持することになるんですね。 ちなみに、ネブラスカ州とメイン州は、勝者総取り方式を採用していないので、ここの地域も争点となった大統領選挙でした。 図解を見れば、簡単な話なのですが、一応言葉でも説明させていただきました。 この勝者独占方式のせいで、2016年の選挙では、クリントンさんが優勢だったにも関わらず、選挙人の総数ではなく、州によっての勝者独占方式によって、トランプ氏が勝利を収めたというわけです。 勝者独占方式の選挙は、問題点も指摘されています。 勝者独占方式では、州としてのメッセージを、どちらかにまとめるという方式なので、国民の総意ではないという問題点があるんですね。 勝者独占方式を取ることによって起こる問題点は、今も議論されていて、正しい選挙方法ではないとも言われています。 アメリカならではの勝者独占方式の選挙スタイルですが、私も個人的には、この選挙方法はないなと思います。 なぜなら、接戦であればあるほど、半数に近い民意が反映しないということですよね。 勝者独占方式は、確かに選挙の運営をする人には、面倒な作業が省けると言うのがあるかも知れないですが、民意をしっかりと反映させるなら、勝者独占方式は、現代の選挙にもあっていないと思うのが正直な所です。 2016年の大統領選挙で、トランプ氏とクリントンさんが争ったのは記憶に新しいかも知れませんが、州の中でもトランプ氏が絶対に落とせないという州があったそうです。 図解をご覧いただきたいのですが、大統領選に大きな影響がある主な州としては、選挙人の割り振りが多いとされる、ニューヨーク州、フロリダ州、テキサス州、カリフォルニア州や、激戦区とされるバージニア州、ノースカロライナ州、オハイオ州、ウィスコンシン州、アイオワ州、コロラド州、ネバダ州が挙げられます。 それに加えて、ワイオミング州は共和党の支持が強く、マサチューセッツ州は民主党の支持が強いと言われていて、スイング・ステート(特定政党への支持傾向の弱い州)の票の獲得など、2016年の大統領選挙は大変熱い戦いが繰り広げられました。 支持者の総数でいけば、クリントンさんが選ばれるはずだったのですが、勝者独占方式により、トランプ氏が大統領になったことで、間接選挙などの選挙制度の問題点も指摘されました。 テレビ討論会などは、日本でもぜひ採用して欲しいシステムですね。 アメリカの大統領になる人って、毎回、民主党か共和党の候補が多いですよね? だからなのかも知れませんが、アメリカで大統領になるためには、二大政党に属していないとダメなイメージがあります。 ですが、実際には二大政党に属していなくても大丈夫なんですね。 ただ、ハードルが高いのは間違いありません。 というのも、二大政党以外から立候補するためには、各州で一定数以上の署名を集めなければいけないので、一つ段階を踏まないといけないからです。 署名が集まらないと、その州から立候補できないと言うと、わかりやすいかも知れません。 更には、立候補した州からは選挙人を集めることが出来ないという制度になっているので、よりハードルが高いんですね。 だからこそ、アメリカの大統領になるためには、二大政党からでないと立候補出来ないという誤解が生まれたのかも知れません。 アメリカ大統領が交代する時=就任式の日時は、アメリカの憲法によって定められていて、権限が委譲されるのが1月20日の正午からと決まっているんだそう。 就任式典は、現地時間1月20日午前11時30分(日本時間1月21日午前1時30分)から始まり、副大統領の就任の宣誓を終えてから、1月20日正午(日本時間1月21日午前2時)に行われました。 トランプ氏の時には、娘のイヴァンカさんが美人過ぎると話題になりましたね。 このイヴァンカさんは、知的な一面もあり、父トランプ氏がCEOを務める会社「トランプ・オーガナイゼーション」で不動産とホテル経営を担当している、キャリアウーマンだそうな。 お金を持っていたトランプ氏だからこそ、今回の選挙にも勝てたのかも。 そう言う意味では、アメリカの勝利の方程式は、わかりやすいのかも知れないですね。 槿恵大統領が罷免されたのを受け、次期大統領を決定する韓国大統領選挙が、2017年5月9日に実施されたのは記憶に新しいかと思います。 では、韓国での選挙制度は、日本やアメリカとはどう違うのでしょうか? 以下に簡単にまとめてみますと。 韓国の大統領は、国民が直接選ぶ「直接選挙制」が取られているんですね。 なぜ、間接選挙にしないのかと言うと、韓国は大統領中心制なので、大統領になると、巨大な権力を持つようになるから。 ここは、アメリカに似ていますね。 アメリカとの違いはと言うと、韓国には、副大統領がいないことでしょうか? 簡単に言えば、権力の分散がなく、その分韓国の大統領は、大きな権力を持つことになります。 だからこそ、韓国では、間接選挙ではなく、直接選挙の形を取っているんですね。 民意が反映されない方が大統領になったら、問題点どころか、大変なことになりますので。 そして、韓国では任期は5年とされ、再選は禁止されているそうです。 更には、韓国の大統領になるには、選挙日の時点で満40歳に到達している国会議員だけなんです。 韓国の選挙の仕組みは、その時代によって変わってはいるようですが、日本のように首相を選べないということはないので、そこは日本にも見習って欲しいものです。 まぁ、この仕組みにも問題点はないとは言い切れませんが… ただ、韓国では大統領になった途端に、簡単に権力を持つ危険性もあるため、余り絶大な権力は人を滅ぼしてしまいそうな気も… 要らぬお節介かも知れませんが、そうも思ってしまいますね。 フランスでの大統領選挙を、簡単にご紹介すると。 フランスの大統領選挙は、現在は5年毎に行われています。 ちなみに、2002年までは、大統領任期は7年でした。 多分、7年では問題が起きると指摘されたのでしょうね。 フランスでは、投票できるのは、選挙前年の12月31日までに選挙人名簿に登録をしたフランス国籍を持っている成人(18歳以上)と規定されています。 そして、フランスの投票は直接選挙であり、二回投票制選挙という、こちらも独特のスタンスを持っています。 また、フランスでは選挙に投票する時に、お金を払う必要があるので、貧しい人は選挙すら出来ません。 昔の日本の選挙と同じですね。 とは言え、フランスの選挙費用は、お安いので、そんなにお金が必要な選挙ではなく、単にフランスの投票所のやりくりするだけの資金を回収しているそうです。 また、フランスでは、普通の国会議員の他に、元老院選挙なる物も実施されているそう。 社交界の雰囲気が、簡単にではありますが、まだ残っているということなのかも知れません。 簡単ではありますが、フランスの大統領選挙制度について、ご紹介してみました。 問題点もあるとは思いますが、直接選挙なのは、羨ましいですね。 首相を選べない日本は、そういう意味では後進的な国かなと思ったりもします。 それでは、インドネシアの大統領選挙の仕組みを、簡単にご紹介しますと。 インドネシアの変わった所は、大統領と副大統領がペアを組んで選挙に臨む所ですね。 他の国にも、もしかしたら同じタイプの選挙があるのかも知れませんが、私は初めて知りました。 インドネシアの大統領選挙は、国民による直接選挙に行われるみたいで、間接選挙ではないんですね。 インドネシアの投票は、日本と良く似ています。 有権者に手紙が届き、その手紙を会場へ持っていくと、投票に使う写真入りの用紙を渡されるんですね。 日本と違い、インドネシアでは、候補者が一目でわかるんですね。 この制度も、ぜひ日本に取り入れて欲しいものです。 だって、投票に行っても、誰が誰だかわからないことが多いので。 ただ、インドネシアの投票では、日本と違う所も。 それは、投票が終わって会場を出るとき、出入口には紫の油性のインクが入っている小さな缶があるそうで、その中に指先をつけ、印をつけて、投票に行ったことを確認できるようにしているんだとか。 実にインドネシアらしい投票の仕方ですね。 色で紫を選ぶのは、インドネシアの国教の関係でしょうか? ちょっと変わった制度ですよね。 確かに、投票したかどうかが簡単にわかって、良いかも知れません。 インドネシアは、「眠れる大国」とも呼ばれているそうで、昔の中国みたいな位置づけかも知れないですね。 どちらにしても、権力に溺れない人に、インドネシア国民も大統領になって欲しいんじゃないかな?と個人的に思いました。 世界各国には、それぞれオリジナルの投票方法があるんですね。 アメリカほど複雑な選挙制度は、逆に少数派で、簡単な投票の国が多いのかも。 インドネシアも、直接選挙なのに、本当になぜ日本では、直接選べないんでしょうか….

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