労咳 ペニシリン。 エンタメ: レモンカレー

感染症の歴史

労咳 ペニシリン

0 7. 6 2,730 2 13,794. 1 5. 2 1,849 3 12,969. 0 4. 9 1,738 4 早産の合併症 10,139. 7 3. 8 1,359 5 8,253. 8 3. 1 1,106 6 性疾患 8,174. 3 3. 1 1,095 7 7,251. 2 2. 7 972 8 6,566. 6 2. 5 880 9 出生時仮死出生外傷 6,392. 8 2. 4 857 10 6,298. 0 2. 1 2. 2 803 12 5,164. 3 1. 9 692 13 背中と首の痛み 4,751. 5 1. 8 637 14 成人発症性の 4,735. 2 1. 8 635 15 4,528. 7 1. 7 607 16 性障害 4,417. 5 1. 7 592 17 4,112. 1 1. 5 551 18 3,907. 9 1. 5 524 19 新生児の感染症など 3,900. 9 1. 5 523 20 3,816. 2 1. 4 511 結核(けっかく、 Tuberculosis)とは、の細菌、主に Mycobacterium tuberculosis により引き起こされる。 結核菌はにによって発見された。 では、初期まで肺結核は 労咳(癆痎、ろうがい)と呼ばれていた。 現在でも多くの人が罹患する病気で好発部位はであるが、全身の臓器・器官に感染し、顕著な症状を呈している部位名の前後に「結核」を付け加えるなどした呼び方により細分化される(、、参照)。 WHO によると、結核はの次に死者の多いであり 、2013年には900万人の患者が発症し150万人が死亡した。 WHOは2017年にも1000万人が新たに結核と診断され、160万人が死亡したと推定している。 このままではが(SDGs)で掲げる「2030年までの結核流行終息」達成が難しいとして各国の対策強化を求めている。 また世界では50万人の0-14歳児童が結核に感染しており、2013年では8万人(HIV陰性)が死亡した。 またHIV患者はリスクが26-31倍となり、HIV患者の4人に1人は結核で死亡している。 感染様式は結核菌を含むの吸入によるで 、結核患者からの咳、くしゃみ、唾より感染する。 世界人口の3分の1が結核菌に感染しており、毎秒の単位で感染患者が発生している。 が効かない MDR-TB や「超多剤耐性」 XDR のが問題となっている。 WHO は2010年3月18日、従来の薬による治療が極めて困難な「超多剤耐性」 XDR 結核の感染が2010年3月時点で、世界58カ国で確認されたと発表した。 XDR結核の感染者は推定で、年間2万5000人に上るとした。 また、XDRを含めた、薬による治療が難しい「多剤耐性」 MDR 結核の感染者は08年で年間44万人、死者は15万人に上ったと推計した。 2013年のMDR-TB感染者数は48万人に上る。 病原体の Mycobacterium tuberculosis 結核は、群に属する Mycobacterium tuberculosis(ヒト型結核菌)、 M. bovis(ウシ型結核菌)、 M. africanum(アフリカ型結核菌)等群によっておこるが、日本の結核は主に M. tuberculosis による。 なお、 Mycobacterium tuberculosis の読みは、編の『微生物学用語集』には読みに準じて「マイコバクテリウム・ツベルクローシス」と記載されている。 (正しくはミュコバクテリウム・ツベルクローシス) tuberculosis は風に「テュバキュローシス」と読まれることもある。 が多く肺などの器官においての発症が目立つが、(髄膜炎)、組織、血流(粟粒結核)、泌尿生殖器、、などにも感染し、発症する器官も全身に及ぶ。 結核菌は様々な器官において細胞内寄生を行い、システムは結核菌を宿主細胞ごと排除しようとするため、広範に組織が破壊され、放置すれば重篤な症状を起こして高い頻度で死に至る。 肺結核における激しい肺出血とそれによる、またそれによって起こる死がこうした病態を象徴している。 感染者の大半は症状を発症する場合は少なく、無症候性、潜伏感染が一般的である。 但し、潜伏感染の約10分の1が最終的に症状を発症し、を行わない場合、発病者の約半分が死亡する。 結核菌がこのように最も病原力の強い細菌の一つである原因は、• 感染力が強く肺から肺へ空気感染する。 免疫細胞の内で繁殖できる。 現存するワクチンは地域によって効果がとても低い。 などによる。 結核菌は、細菌を殺す人間の主要な免疫細胞であるマクロファージ(食細胞)の中で繁殖できるという、極めて特殊な機構をもつ。 この機構は結核菌がマクロファージのとファゴソームの融合を阻害する能力を持つことによる。 ただし、それでも大半の正常な免疫能力をもつ健常者では、の助けを借りてマクロファージごと細菌を殺して封じ込めるため無症状か軽い症状で済むが、免疫能力の劣った人間には重い症状が発症する。 一次結核 吸入された結核菌がリンパ行性、血行性に体中に広がり細胞内に寄生して潜伏する。 無症状である。 免疫応答が不十分な宿主においては結核症を発症する。 典型的には上肺野、肺尖部領域のを発症する。 乳幼児や小児、免疫力の低い高齢者に多く見られる。 二次結核 成人の結核。 再活性化 充分な免疫応答が得られても、宿主の免疫機能が後天的に障害されると、結核菌は活性化する。 宿主の免疫機能が障害される例としては、加齢、、(AIDS)、、、やといった薬物の使用が挙げられる。 抗菌剤による治療法が確立する以前は「不治の病」と呼ばれていた。 診断・検査法 [ ] 、、顕微鏡下での病原体の検出、核酸増幅法、画像検査などの検査方法がある。 ツベルクリン反応 [ ] 後述の通り日本ではBCG接種が義務であるため欧米より信頼性が乏しい検査となっている。 それでも、発赤20mm以上、硬結10mm以上の「強陽性」の所見は活動性の結核感染を示唆する。 「中等度陽性」は、特に結核の診断の可能性を高めるものでも低くするものでもないと考えられる。 免疫不全患者やなどでは結核に関する免疫寛容が成立していたり現在結核菌感染があってもツベルクリン反応が陰性になり、「アネルギー」と呼ばれる。 また、数時間から一両日で検査結果を出すことができるとされている。 また同様の原理の. TB検査も用いられる。 QFTならびにT-スポットは、 IGRA と総称される。 核酸・蛋白検出 [ ] 核酸増幅法として TaqMan PCR 、核酸増幅とキャピラリを組み合わせたPCR-CE法としてミュータスワコーMTB がある。 また、核酸検出法としては、DNA-RNAハイブリダイゼーション(アキュプローブ法)、DNA-DNAハイブリダイゼーション(DDHマイコバクテリア)などがある。 他に迅速診断法としてキャピリアTB蛋白検出法)がある。 検査所見 [ ] 喀痰塗抹検査(チール・ニールセン染色)は喀痰中の抗酸菌の有無および排菌量をみる検査であり、まず行うべき方法である。 また蛍光塗抹検査を利用することもできる。 なお、結核を疑った患者から採痰を行う場合は専用ブースを用意し採集する。 これまで喀痰中の排菌量はガフキー号数で表記されてきた。 塗抹検査では、結核菌か非結核性抗酸菌かの同定はできない。 菌の同定および薬剤耐性を調べるには喀痰培養検査を行うが、結核菌は培養による繁殖が遅く、3-6週間必要で早期診断には適さない。 早期診断には喀痰の結核菌DNAのPCR法が有用である。 ・が高く日本でも普及してきている。 ただ、PCR法は死菌でもを検出することがあり、陽性になることがある。 下のBAL(気管支肺胞洗浄)やTBLB(経気管支肺生検)も診断に有用である。 胃液検査は培養のみが検査に適するので早期診断に有用ではない。 血液培養をする場合は専用のが必要である。 胸膜生検が必要である。 画像所見 [ ]• 単純:古典的典型例では空洞を伴う結節影がみられる。 胸部:と娘結節の存在、空洞形成、肺門腫大、など。 多彩な像を呈するため肺結核は画像のみでの正確な診断は困難である。 喀痰検査や血液検査とともに総合的に診断する。 治療 [ ] かつては、の単剤の投与で効果があったが、現在は獲得の危険があるため、単剤での治療は行わない。 INH 、 RFP 、 PZA 、 EB (またはストレプトマイシン SM )の4剤併用を行うべきであると考えられている。 ほかに、デラマニド製剤(デルティバ) も使用される。 結核菌はこのそれぞれの薬物に耐性をもつものが存在するが、イソニアジドおよびリファンピシンの2剤に耐性をもつ菌は「多剤耐性結核菌」と呼ばれ、治療に難渋することがある。 一度発症した場合は、6〜9ヶ月の投薬療法が一般的である。 しかし、治療中断により結核菌に薬剤耐性ができ、集団感染することが問題となっている。 そのため、特にやの住人に対して、確実な薬の服用を目指した 直接監視下短期化学療法 directly observed treatment, short-course, DOTS の実施拡大が求められている。 肺結核はが起こるため、排菌のある結核患者は感染症予防法()により、負圧設備のある結核病棟への入院が義務づけられている。 医療従事者は(FFP3マスク)を装着する必要がある。 患者の搬送は最低限にすべきであるが、どうしても必要な場合は患者に通常のマスクを、医療従事者にN95マスクを装着し、窓を開けるなど換気に留意する。 喀痰中の排菌のない(ガフキー0号)患者は、強制入院の対象ではない。 肺外結核 [ ]• - Tuberculosis of nervous system• - Tuberculosis of other organs• - 粟粒結核 結核性髄膜炎 [ ] 詳細は「」を参照 結核性髄膜炎 Tuberculous meningitis は、亜急性の鑑別の一つである。 性、性、癌性髄膜炎との鑑別を要する。 症状 、過敏、食欲不振、、、、、である。 行動の変化を認めることもある。 また、多部位の結核菌感染の症状を認めることがある。 身体所見 項部硬直、麻痺症状を認めることがある。 検査所見 髄液は黄色くて、cell 100-500(単核球優位)、高蛋白、低グルコースを示す。 細菌性髄膜炎と比べて明らかに弱い所見を示す。 髄液PCRはが高い。 治療法 肺結核症と同様であり、12ヶ月の投薬を行う。 イソニアジド、リファンピシン、ピラジナミドは髄液移行性がよい。 エタンブトール,ストレプトマイシンは基本的に髄液移行性は不良であるが、髄膜の炎症が認められる場合には髄液中に移行する。 デキサメタゾンは細菌性のようなはないが、用いることがある。 結核性リンパ節炎 [ ] 詳細は「」を参照 腸結核はが引き起こすのこと。 典型的には回盲部に起こり、との鑑別が問題となる。 ただしその他のどの部位もおかされうる。 がおかされた場合はとの鑑別が重要。 症状 慢性的な腹痛、閉塞症状、食欲不振、体重減少、などである。 (下血)、・、腹部膨満感、を伴うこともある。 結腸では、検査にて多発潰瘍、潰瘍化した集塊、無茎性ポリープ、小憩室を認める。 診断確定は、大腸内視鏡下の生検にてを認めたり結核菌培養が陽性であるときである。 生検標本のPCRによる結核菌の検出は、迅速で最もが高い。 2007年現在、やにより小腸結核も診断できるようになった。 合併症 、狭窄、、大量、形成、が起こることがある。 治療 肺結核と同様である。 合併症が起こった場合は手術が必要なこともある。 腎結核 [ ] 無菌性の原因の一つ。 を発症する。 培養にて結核菌が証明される。 治療法は、肺結核と同様である。 副腎結核 [ ] 慢性副腎不全の鑑別の一つ。 特に結核症の頻度が高い地域ではの主要な原因である。 、、、の使用による両側副腎出血、性腫瘍など鑑別は多岐にわたる。 結核性卵管炎 [ ] 骨盤痛と、骨盤腫瘤を生じ、に多い。 PIDの鑑別診断の一つである。 筋骨格系の結核症 [ ] Tuberculosis of bones and joints 胸椎・腰椎の結核症や単関節の結核症(主に)が知られている。 代表的な疾患は脊椎である。 診断は、骨・骨膜・所属リンパ節生検によるの証明や関節液、膿汁の塗抹・培養・PCRである。 鑑別疾患は、亜急性・慢性のや骨の感染症、、、性腫瘍である。 治療は、肺結核と同様であるが滑膜切除術を行うこともある。 結核性脊椎炎 [ ] 詳細は「」を参照 結核性脊椎炎は別名Pott's病とも呼ばれる。 治療には、抗結核薬を12〜18ヶ月間用いる。 結核性関節炎、、慢性化膿性滑膜炎、色素性絨毛結節性滑膜炎、滑膜性骨軟骨腫症などの疾患では滑膜に炎症や腫瘍形成を生じるため、これを切除する滑膜切除術(: 、: )が行われる。 これにより疼痛、腫脹などの局所症状を改善し、関節破壊の進行を防ぐ。 関節軟骨、軟骨下骨質に炎症が波及しない時期に行うものを早期滑膜切除術とし、炎症の波及後に行うものを晩期滑膜切除術とするが、早期の方が機能的予後が良好である。 皮膚結核 [ ] Tuberculosis of skin and subcutaneous tissue 皮膚結核は結核菌が血行性またはリンパ行性、まれに外部から直接感染することによって発症する肺外結核の一つである。 病巣から結核菌が証明されるか否かによって分類があり、前者を 真性(真正)皮膚結核、後者を 結核疹と呼ぶ。 そして各々の分類にさらに多くの疾患が属する。 なお、皮膚結核の別称として 狼瘡(ろうそう)という語があり、英語では ループス lupus と呼ばれる。 現在は・として知られるは急性播種状紅斑性狼瘡とも呼ばれるが、その名の語源は発見当時結核性疾患であると考えられたために命名されたものである。 真性(真正)皮膚結核 [ ] このカテゴリーに属する疾患は、病巣に結核菌が証明されるのが最大の特徴である。 従って感染力がある。 皮膚初感染病巣 通常結核はによる感染経路を採るが、極めてまれに皮膚に直接感染するケースがある。 これを 皮膚初感染病巣と呼び、感染後顔面や四肢にやを生じる。 その後リンパ節の腫脹を来たした後ツベルクリン反応が陽性に転じて、病変はを残して治癒する。 なお、は陰性の場合に接種するが、弱毒化した結核菌を人為的に皮膚から感染させて免疫を獲得させる。 したがってBCGは人工的皮膚初感染病巣ともいえるし、逆に皮膚初感染病巣は天然BCGとも呼べる。 尋常性狼瘡 かつて「ループス」といえばこの疾患を指していた。 真性皮膚結核の中では最も標準的な疾患であり、かつては皮膚結核の中で患者が最も多かった。 を好んで侵し、が次第に拡大して潰瘍となりやがてを残して自然治癒する。 だが再発しやすく同一部位に繰り返し発症し醜い瘢痕となり、さらにはその瘢痕部からが発生することがある( 狼瘡瘢痕癌)。 皮膚腺病 現在 日本で最も多い真性皮膚結核である。 肺などから血行性・リンパ行性に結核菌が散布され、で増殖する際に皮膚に病変を形成するものである。 に最も多く病変を形成するが、これは頚部リンパ節結核から皮膚に病変が波及したものである。 最初は赤くしこりを触れる程度であるがやがて腫脹は大きくなり、皮膚を破って膿汁を排出する。 この膿汁には多量の結核菌が存在し、感染原因となる。 皮膚疣状結核 外傷部位などに結核菌が付着して発症する。 肱、膝などの露出部に多く、状の局面が形成され遠心性に拡大するが中心部は病変が無くなり治癒した状態になる。 や飼育業者に多く発症するが日本ではこのような感染経路はほとんどない。 潰瘍性粟粒結核 肺結核、腸結核、腎結核、膀胱結核などの臓器結核から結核菌が、、に付着し増殖して病変を形成する。 丘疹から始まり次第に潰瘍や、などの様々な皮膚病変が多発する。 病変には状の塊が厚く付着するがこの中には極めて多くの結核菌が存在する。 この疾患がある患者は概して末期の結核患者であり、大体において死亡する。 現在日本でこのような病変を見ることは少なく、の専門書にもまず写真が掲載されていない。 急性皮膚粟粒結核 結核性敗血症である粟粒結核(ぞくりゅうけっかく)の皮膚病変であり、小児を多く侵す。 丘疹・紅斑・潰瘍・・などの多彩な症状が全身に多発する。 非常にまれな病態である。 潰瘍性粟粒結核と同様、皮膚科の専門書に写真が掲載されていることはまずない。 結核疹 [ ] tuberculidカテゴリーに属する疾患は、病巣に結核菌が証明されない。 発症機序としては結核に元来過敏性を有しているヒトが結核菌に感染した際、血行性に結核菌や菌が分解された後の産物などが散布されて皮膚に到着、それに伴い様々な皮膚病変を発症する。 細菌によるや真菌アレルギーによると同様の機序で発生する、結核アレルギー性皮膚疾患ともいえる。 腺病性苔癬 主に若年者の胴体や四肢に発症し、に似た粟粒大の丘疹が播種性または集族性に多発する。 丘疹の頂点に小さな膿疱が形成される。 自覚症状はない。 主に初感染者に起こり、BCGの副作用として発症することもある。 壊疽性丘疹状結核疹 結核アレルギーによる血管炎である。 若い女性の四肢に暗赤色の丘疹として多発し、その後発疹の中心が壊疽に陥りを形成。 潰瘍を経て瘢痕治癒する。 疾患名こそ「壊疽」と付くが重篤なものではなく、予後は良好である。 陰茎結核疹 その名の通り男性に限定して発症する結核疹であり、腎結核や膀胱結核など泌尿器系の結核に続発・合併することが多い。 ・に米粒大よりはやや小さな丘疹が発生、膿疱・潰瘍を経て瘢痕化する。 しかしこの過程において亀頭部の形状が不整形の凹凸となり、醜い瘢痕となる。 を合併することが多いとされているが、海外では否定的である。 結核疹の中では最も多く、 皮膚結核全体でも最も症例数が多い。 足が太い若い女性の下腿に多く、最大でもよりやや小さい紅斑として発症。 紅斑は硬くなりやがて深い潰瘍となり、1〜2ヶ月の経過で瘢痕治癒する。 自覚症状はない。 に発症した結核性肉芽腫性脂肪織炎が本態である。 結核性結節性紅斑 は細菌アレルギーが原因で発症する皮膚疾患の一つであるが、結核も主要な原因の一つである。 バザン硬結性紅斑に似るが、最大の違いは潰瘍を形成しないことである。 結節性結核性静脈炎 亜急性に発症し、発熱や倦怠感といった前駆症状を伴うことがあるが多くは無症状で四肢に皮下硬結を生じる。 自覚症状はない。 なお、かつては も結核疹として加えられていた。 結核の特徴である乾酪壊死を組織所見で確認できるためであったが、結核の合併が少ないこと、ツベルクリン反応陰性例が多いこと、さらに結核が減少しているにもかかわらずこの疾患は増加していることなどから、現在はやに近い疾患の位置づけになっている。 酒さ様結核疹も同様の理由で除外されている。 バザン硬結性紅斑では非結核性の症例も比較的多く報告されている。 治療は真性皮膚結核・結核疹とも肺結核に準じた抗結核剤による治療が行われるが、による治療も行われる。 また尋常性狼瘡・皮膚疣状結核・バザン硬結性紅斑では照射やの局所注射が抗結核剤との併用で行われる場合もある。 抗結核剤が無効の場合や皮膚腺病では的な治療も行われる。 予防 [ ] 「」も参照 予防策としての接種があるが、その実施状況は国により異なる。 一方デメリットとしては、を陽性化させてしまうため結核の診断が遅れることにある。 また新生児へのワクチン接種は結核リスクを増加させるため、よく議論を行うべきである。 BCGワクチンの接種は、日本では実施されている。 アメリカ合衆国では行われていない。 諸国では行われている国もあるが、など中止した国もある。 英国では10-14歳小児へのルーチン接種は推奨されなくなった。 結核菌の頻度が低い地域ではBCGを行うメリットは低く、むしろデメリットが大きいと考えられる。 中止した、旧、などは、中止後小児結核が増加した経緯がある。 かつて日本では、まず検査を行い、陰性反応が出た者のみにBCGワクチンを接種していたが、2005年4月1日に結核予防法が改定され、ツベルクリン反応検査を行わずに全員に接種する形になった。 なお、日本では2007年(平成19年)3月31日をもってが廃止され、結核については(感染症法)に統合され、二類感染症に指定し同法の適用を受けることとなるとともに(感染症法6条3項)、BCGワクチンの予防接種については(昭和23年6月30日法律第68号)に再編され定められることとなった。 公衆衛生 [ ] 医師は肺結核を診断した際は、防止のため病院スタッフに対してすみやかに通知すべきである。 また、患者と同じ家屋内で生活する者に対し、スクリーニング(罹患を疑われる対象者を選別する措置)を提供すべきである。 歴史 [ ] ころののミイラには、骨の結核であるの認められる遺体がある。 末、で発見された前半の男性の骨から結核菌とのが見つかり、の時代のエルサレムの上流階級では結核がかなり流行していたことが確認された。 中国時代のから結核にかかった痕跡が確認されている。 に韓国南部の勒島(ヌクト)の遺跡から出土した若い女性の人骨の脊椎3か所にを発見した。 日本では()で出土した中期の人の背骨に結核の痕があり、の島に埋葬されたほぼ同時期の人骨にも結核の痕がある。 日本研究会会長の鈴木隆雄(教授)は、結核は中国から朝鮮半島に広がり、を通じて日本列島に上陸したと推測している。 2019年2月4日、の岡崎健治らの研究チームが、・の広富林遺跡で出土した女性人骨から約5千年前の結核発症の痕跡を発見したことを明らかにした。 東アジアでは最古の結核症例という。 人骨は埋葬された20~30代の女性のもので、2010年に出土した184体の人骨を分析する過程で発見した。 特徴的なのは、のとの一部に、結核が原因で骨が溶解・癒合する病気「」の症状が認められた。 結核はの日本列島では未確認で、研究者はに渡来したと考えられており、今回の発見は、結核はこの地域から文化とセットで日本にもたらされた可能性を示唆するという。 研究内容は、の「INternational Journal of Paleopathology」に発表された。 かつて日本では結核は・とまで言われるほど猛威をふるった。 特に犠牲のひどかったのは、ではたらく女工であった。 の『』にみられるように、ここでも長時間労働や深夜業による過労と栄養不足、集団生活が大きな原因となっているが、工場内ではを保護するため湿度が高かったことも結核菌の増殖をおおいに助けることとなった。 日本で最初に結核に関する統計調査が行われたのは1899年(32年)である。 同年の日本の人口1万人あたりの死亡者数は15. 29人であったが、時代にかけて徐々に増加し、おおむね20から23人の間を上下した。 1934年(9年)に結核で死亡した者は13万1525人であり、患者数は131万5250人となっている。 日本の原因疾患別死亡者数の割合と順位では、結核はは2位、は2位、は3位、は3位、は1位、からは1位、からまで2位、は4位、は3位、からまで4位、は7位、は7位、は8位、は10位、以後は10位未満である。 、、なども結核で亡くなっている。 ので振興に尽くしたの(28年)の死去も、死因は結核といわれている。 後になって、(昭和26年3月31日法律第96号)が制定され、()を用いた化学療法の普及などによって著しく減少した。 軍隊と結核 [ ] 集団生活が基本なため集団感染の危険が高いでは流行で兵力が急激に減ることから、結核には非常に気を使っており、軍の防疫部隊や軍病院では独自に予防研究も行われていた。 では特に厳重な胸部検査をし、さらになどでは、度々反応検査をしたり、寝台は頭と足の向きを交互にするなどして対応していた。 やなど結核と関連する症状が見つかると一旦丙種合格として様子を見るため、煙草で肺や気管を痛めるという偽装もあった。 は胸膜炎のため丙種合格となった後、軍需工場で働きながら旧制に合格し医学生となって徴兵免除となり戦地に赴くことなく終戦を迎えた。 はの徴兵検査には合格したが、招集される数日前に、母親からうつされたを軍医が結核とし即日帰郷となるなど、兵の不足やに厳しい国家でも、呼吸器系の病気が疑われる者は、安全を考慮して入隊させないなど、厳重な水際対策が行われていた。 しかし検査時に潜伏期間だった者から感染する事例が度々発生し、軍を悩ませていた。 治療法が未発達だった時代には、結核が原因で早期に退役した者も多い。 兵役中に結核を発症した場合「軍隊で結核にかかった」などの悪評が広がることを防ぐため、『肺病』などの『ぼかした表現』を使うことも多かった。 では、結核で退役した者にも負傷者と同じく軍病院の利用、大学への進学補助、障害年金の支給があった。 またでは、完治した者がで勤務する軍属などとして、徴兵されることもあった。 は、1929年に海軍兵学校を卒業し入隊したが、結核により1934年に退役、アメリカ軍の施設で治療を受けるも、障害年金が少ないため困窮し、職を転々とした。 また完治していたため、1943年から技術士官としてに復帰している。 隠語 [ ] 死亡率が高かった頃は、病名「結核」はあまりにも直接的で人々の口に出しづらかった。 このため学名の Tuberculosis から、はに "TB" と記した。 また読みが当たり前であったため「テーベー」と言い習わした。 ここから出発して一般人も「テーベー」と呼ぶことが多かった。 現在でも医師同士の会話などでは「テーベー」と呼ぶこともあり、また略号としての "TB" もしばしば使われる。 最近の日本における動き [ ] 予防法や治療法の発達により、かつてに比べると大幅に減ってはいるものの、日本における結核発症者・死者数は近年横ばい状態にあるが、中でも高い水準にある。 これは日本が、諸外国と比べて湿気が多く、結核になりやすい気候条件であることが最大の理由である。 加えて前後は、衛生面で劣悪だったことも、感染に拍車をかけた。 今後更なる高齢化により、患者数が再び増加に転じる恐れが強まっており、これを食い止めるためやが結核予防の啓発活動を進めている。 日本での結核感染率・発病率・死亡率の著しい減少の結果、結核の危険性に対する国民の関心が低下しているので 、厚生労働省は『 結核は過去の病気ではない』というで、も『結核は過去の病気でも 老人の病気でもない』と 注意を喚起している。 日本での2010年の新規登録患者数は23,261人、罹患率は人口10万人対18. 2、結核死亡者数は2,100人であった。 患者のうちの占める割合が高く、70歳以上は51. 結核はの対象である。 (21年)、が第60回結核予防全国大会において「青年期に結核を患い、特効薬によって一命を取り留めた」ことを述べた。 その約半月後、芸能人における発症例(:の発症以来、数か月経過での精密検査結果)があり、に基づいて隔離入院となったことが報じられた。 またその際、本人が結核に気付かず、多くの者に結核菌を感染させた可能性があるとして、芸能事務所が注意喚起したのはもちろんのこと、各区保健所のレベルでは対応が難しいとして、が専用窓口を設けて、対応に追われる事態となった。 また、医療機関による見落としが原因の集団感染も発生している。 2010年にで教職員と生徒計35名の結核感染が判明した。 体調不良を感じた生徒が医療機関を受診したものの、が胸部撮影を行わず、結核に気がつかなかったことが原因。 該当生徒は複数の医療機関を受診し、5つ目の医療機関でようやく肺結核に罹患していることが判明したが、数ヶ月間にわたって排菌している状態で登校していた。 肺結核に罹患している場合、胸部レントゲン撮影をすれば、画像に影が映るため、読診で簡単に見つけることができることから、東京都福祉保健局は「レントゲンを撮らずに、結核の発病を見落とした医療機関は、猛省してほしい」と述べている。 この事態を受け、東京都福祉保健局は都内の学校と医療機関に注意喚起の通達を出すとともに、該当校の教職員と生徒に対してレントゲン撮影と血液検査を実施したり、保護者や生徒への説明会を実施したりした。 また、学校側は教頭や養護教員、スクールカウンセラーによる「健康相談室」を設置し、長引く咳などの症状がある場合、申し出た上で指定医療機関を受診するよう生徒に呼び掛けている。 2009年10月、のが結核で死亡し、臨時休園に追い込まれた。 のはもちろん、、、など結核に感染する動物は多い。 3月2日、タレントが内の病院での精密検査で、肺結核感染の疑いが出たため入院、居住地である保健所も調査を行った。 療養のため活動休止していたが、6月13日に退院。 この闘病経験から「ストップ結核パートナーシップ日本」の大使に任命されている。 2012年7月9日に、東京青梅病院で78人が肺結核に感染、10人が発病、3人が死亡したと東京都が発表した。 文化・文学 [ ] 結核、特に肺結核は 労咳と呼ばれ、古くからに多く見られる病気の一つであった。 、は『』のなかで「胸の病」について書き記しており、の『』でもが胸の病を患い、が悲しむさまが描かれているが、これが結核であるかはわからない。 期にはといわれるまでに罹患者の多い疾病であったため、以降の文化史に強い影響を与えている。 当時はほとんど打つ手のないであり、この病によって若くして命を落とす人が少なくなかった。 結核患者は熱のため頬が赤く、目が大きくうるみ、痩せて肌は白くなるため、悲劇性や運命の非情さ、世の無常、あるいは悲壮さを伴う美的感覚を感じさせる。 また症状が古くからの「血を吐くまで(恋や悩みに)苦しむ」という言い回しに重ね合わされて捉えられたことなどから、やの中では薄倖の才子佳人の病気として描かれることが多かった。 においては、などを務めるに、死期を悟った凄みをまとわせる演出上の設定としても使われた。 のは肺結核のために病死した。 このため幕末もののやでは彼を悲劇の天才剣士として描くことが多い。 ただし池田屋事件当時、同じく隊士であったのによると沖田が喀血したとは書かれておらず、昏倒したことだけが書かれている。 喀血した話はの『』に登場する。 は結核を病み、喀血後、血を吐くまで鳴きつづけるというに自らをなぞらえて子規(漢語でホトトギスの意)という号をもっぱら用いた。 病没前に床で書かれた『病牀六尺』が著名である。 の代表作『』で美貌の浪子が武男を慕いながらも、家の体面や運命によって愛を引き裂かれ、哀れにその生涯を終える物語は、やなどで繰り返し上演された。 の『』は(長期的な療養を必要とする人のための療養所)における末期患者を主人公にしたものである。 堀自身も結核で長い病床生活を送り、病死している。 の『』『』は結核の主人公の焦燥感と絶望を描いた小説である。 同じく梶井の『』も結核の苦しみや、近隣患者が迷信的な民間療法()に縋る様子が描かれている。 の『』は結核患者のための高原サナトリウムを舞台にした小説である。 関連法規 [ ]• (26年)制定。 同法により医師は結核患者であると診断した時は、2日以内に最寄りの保健所に届出。 2007年(19年)3月31日に、感染症法に統合される形で廃止された。 の第二種学校伝染病。 、二類感染症。 医師は結核患者であると診断した時は、直ちに保健所に届出。 BCG接種については、(昭和23年6月30日法律第68号)で定められることとなった。 日本での結核感染率・発病率・死亡率の著しい減少の結果、結核の危険性に対するの関心が低下しているので 、厚生労働省は「 結核は過去の病気ではない」というで 注意を喚起している。 日本での2010年の新規登録患者数は23,261人、罹患率は人口10万人対18. 2であった。 患者のうちの占める割合が高く、70歳以上は51. - 第20条で結核感染児童に対する療育給付・療育医療が定められている。 脚注 [ ] []• Excel Report. 2018-06. 2007. Robbins Basic Pathology 8th ed. Saunders Elsevier. 516-522• 世界保健機関 2015年3月. 2015年8月1日閲覧。 日本経済新聞 夕刊. 共同通信: 社会・スポーツ面. 2018年9月19日. 2018年9月16日閲覧。 永井英明「多剤耐性結核の現状」『医療』第58巻第10号、国立医療学会、2004年、 595-598頁、 :。 「血液透析施設における超多剤耐性結核の集団感染」『結核』第88巻第5号、日本結核病学会、2013年5月15日、 477-484頁、。 World Health Organization 2004年. 2009年11月11日閲覧。 日経メディカル. 2018年9月3日. 結核予防会. 2018年9月3日閲覧。 Jeneway, Charles A. ; et al. 2001. Immunobiology : the immune system in health and disease 5th ed. Garland Science. Fig. ; et al. 2001. Immunobiology : the immune system in health and disease 5th ed. Garland Science. 514. 原田登之、ほか「結核菌抗原ESAT-6およびCFP-10を用いた結核感染診断法QuantiFERON R TB-2Gの基礎的検討」『結核』第79巻第12号、日本結核病学会、2004年、 725-735頁、。 医療情報科学研究所(編)『病気がみえる』vol. 4(呼吸器)、メディックメディア、108頁。 国試対策問題編集委員会(編)『第107回 医師国家試験問題解説』メディックメディア、2013年5月8日、543頁。 日本結核病学会予防委員会「 」 『結核』第89巻第8号、日本結核病学会、2014年、 717-725頁。 プレスリリース , 和光純薬工業, 2016年12月20日 ,• 大塚製薬. 2016年10月11日閲覧。 , Chapt. , Chapt. , Chapt. , Chapt. , Chapt. , Chapt. Jain AK; et al. 2007 Jul. Clin Orthop relat Res 460 : 39-49. , Chapt. , Chapt. ツベルクリン反応検査の廃止• 朝刊: 文化面. 2017年2月15日• 日本経済新聞. 日本経済新聞 2019年2月4日. 2019年2月5日閲覧。 朝日新聞デジタル. 朝日新聞 2019年2月4日. 2019年2月5日閲覧。 石川県(編)『石川県ニ於ケル結核ノ状況ト施設』石川県、1936年。 一般人口統計 -人口統計資料集 2007年版 -. 国立社会保障・人口問題研究所. 2017年6月28日閲覧。 厚生労働省. 2017年6月28日閲覧。 Report. 厚生労働省. 宮内庁. 2020年5月17日閲覧。 プレスリリース , 東京都福祉保健局, 2009年4月6日 , の2014年8月1日時点におけるアーカイブ。 , 2011年5月18日閲覧。 ストップ結核パートナーシップ日本. 2015年8月23日閲覧。 参考文献 [ ]• Report. 英国国立医療技術評価機構. 2011-03. 上野賢一『皮膚科学』金芳堂、2007年、第7版。 岩崎龍郎「日本における結核の歴史 結核はヨーロッパ人が伝播したのか」『結核』第56巻第8号、日本結核病学会、1981年、 407-422頁、 :。 関連項目 [ ]• (日本で最後まで残った結核療養所だった)• 外部リンク [ ] ウィキメディア・コモンズには、 に関連するカテゴリがあります。 (英語) -• - (2012年8月7日アーカイブ分) PDF - 東京都福祉保健局• - 東京都福祉保健局• - ().

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【JIN

労咳 ペニシリン

ウシの結核菌(けっかくきん)からつくった結核用のワクチン(免疫力をつける物質)です。 もっとも確実な接種法は、にをする方法で、日本でも昔はそうでした。 現在では、接種のあとを残さないなどの理由で、ワクチンを皮膚に塗り、その上から、内側に9本の細い針がついたを押し当て、皮膚に小さな穴をあける方法をとっています。 に2か所押しつけますから、合計18個の針穴ができます。 2~4週間で、針のあとに発赤(ほっせき)や小さな(のうほう)((うみ)のつまったツブツブ)ができます。 BCGの効果については、長年の研究にもかかわらず、明確な答えが出ていません。 しかし、今までのすべてのデータを総合的にみると、(はいけっかく)を50%ほど、(ずいまくえん)などの子どもの重症結核を70~80%減らすという結果が出ています。 副作用のほとんどは、接種した腕のつけ根のが腫(は)れてくるものですが、ほとんどは自然に治りますから、急いで切除したり、薬を飲む必要はありません。 現在の日本では、生後3か月すぎのできるだけ早い時期に接種するのがよいと考えられています。 出典 家庭医学館について の解説 結核の予防ワクチンでフランス語のBacille de Calmette-Gu rin(カルメットとゲランの菌)の略語。 つまり、まったく環境を変えて何代も何代も培養している間に菌が変異をおこし、人体に結核症を発病させる力はないが結核症に対する免疫は得させるという性質をもった変種ができたわけである。 この結核菌をBCGといい、1921年に初めて新生児接種を行い人体接種が始められ、その後世界各国にこれが分与されて急速に広まり、結核の予防接種が各国で行われるようになった。 日本でも1925年(大正14)パスツール研究所から分与されたBCG菌株を国立予防衛生研究所(現国立感染症研究所)で継代保管し、その安全性と免疫賦与力を厳重検査するとともに凍結乾燥BCGワクチンの大量製造に成功し、集団接種が可能となった。 一方では、日本学術振興会の共同研究によって皮内接種による予防効果が確認され、1949年(昭和24)以来、ツベルクリン反応が陽性でない30歳以下の全員を対象としてBCG接種を法律によって実施することになった。 しかし、皮内接種ではしばしば治りにくい潰瘍 かいよう ができ、大きな瘢痕 はんこん を残すために忌避されがちであった。 そこで1967年からはワクチンを塗ったあとに9本針植付けの管針を皮膚に2か所押しつける管針法によって経皮接種するという改良法が行われるようになった。 これによると、接種後2~4週間で赤い小斑点 はんてん ができ痂皮 かひ (かさぶた)を生ずるが、その脱落後はしだいに傷跡が薄くなり、1年もすればほとんど消える。 [山口智道] BCG接種日本では予防接種法によって、生後6か月に達するまでの間に接種を行うことになっている(ツベルクリン反応検査は2005年4月より廃止)。 なお接種時には、接種部位を日光に直接当てないこと、ワクチンが乾燥してから衣服を着用することなどに注意する。 BCGワクチンはもっとも副作用の少ないワクチンの一つであるが、ツベルクリン反応陽性者、著しい栄養障害者、広範な皮膚病をもつ患者、高熱のある患者などに対しては禁忌とされている。 日本株を用いた管針法による経皮接種では、皮内反応より局所反応は軽く、速やかに治癒経過をたどり、瘢痕 はんこん も単に小さな白斑を呈するにすぎない。 もっとも多い副作用は腋窩 えきか (わきの下)リンパ節の腫大 しゅだい であるが、1%程度に観察されるだけで、しかもほとんどすべてが1年以内に消失する。 BCGによる重篤な結核発病はきわめてまれで、全世界的にも免疫不全を伴った新生児の被接種者に少数例の報告があるにすぎない。 BCGの有効性についての研究は多数あり、90%以上の予防効果を示すものから有意の効果を認めないものまでばらつきが多いが、おおむね有効とする意見が多く、また小児の結核性髄膜炎や粟粒 ぞくりゅう 結核(通常、胸部X線で全肺野に均等に直径1ミリメートル前後の粟粒陰影がみられる)の発病予防には高い効果がみられる。 日本ではBCG接種率が高いが、一方オランダ、アメリカでは接種せず、スウェーデンでは1975年に中止し、ハイリスク・グループ(発病の恐れの高い者)のみに接種している。 欧米諸国では自然感染との鑑別を混乱される恐れのあることなどから、集団接種をやめて感染機会の多い者に限定して接種するとか、化学予防に切り替える傾向である。 開発途上国では、なおBCG接種が重要な結核対策で、接種の普及が推進されている。 現在は乾燥ワクチンが使われています。 BCGの効果は初感染結核の防止と小児の けっかくせいずいまくえん の予防にあり、結核予防法によって乳幼児、小学校1年、中学校1年時にそれぞれツベルクリン反応検査を行い、陽性になるまでBCG接種を繰り返してきました。 結核の発生が減った現在は、費用対効果の面からも、さらに結核に実際に感染した際の診断時にも、ツベルクリン反応が診断の判断にならないなどの理由で、2003年4月に結核予防法が改正され、乳幼児期にBCGを1回だけ接種し、ツベルクリン反応陰性の学校児童へのBCGの再接種は中止になりました。 当然、中学生のツベルクリン反応定期検査も中止になりました。 このような、BCGとツベルクリン反応検査施行は、児童生徒に責任をもつ学校長が行うと規定されていた学校保健法も、同じく見直されました。 出典 法研「六訂版 家庭医学大全科」 六訂版 家庭医学大全科について 世界大百科事典 内のBCG の言及 …免疫促進剤は,できるだけ化学療法や放射線,手術などによって癌細胞を除去し,なお残存する癌細胞を免疫学的機序によって排除する場合や,あるいは腫瘍特異抗原を用いて強化免疫を行う能動的免疫療法と組み合わせて用いられる。 なかでも最もよく使われているのはBCGとその菌体成分であり,その作用機序や治療結果も多数報告されている。 … 【ワクチン】より …同様の原理で細菌,ウイルスを殺すが抗原性を保たせた死菌 不活化 ワクチン,あるいは病原性を種々の方法でなくした生ワクチンが用いられている。 日本で現在用いられているワクチンは,ジフテリア,破傷風,ハブ等のトキソイド,コレラ,ワイル病等の死菌ワクチン,百日咳の精製ワクチン,結核のBCG生ワクチン,日本脳炎,インフルエンザ等の精製ワクチン,ポリオ,麻疹,風疹,ムンプス 流行性耳下腺炎 等の生ワクチンなどである。 日本では予防接種法により,ジフテリア,百日咳,ポリオ,麻疹,風疹,日本脳炎,ワイル病,コレラ,痘瘡(とうそう) 天然痘 については必要に応じて予防接種が行われることになっている。 出典| 株式会社平凡社 世界大百科事典 第2版について.

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緒方洪庵がヤマサ醤油にペニシリン精製援助を

労咳 ペニシリン

0 7. 6 2,730 2 13,794. 1 5. 2 1,849 3 12,969. 0 4. 9 1,738 4 早産の合併症 10,139. 7 3. 8 1,359 5 8,253. 8 3. 1 1,106 6 性疾患 8,174. 3 3. 1 1,095 7 7,251. 2 2. 7 972 8 6,566. 6 2. 5 880 9 出生時仮死出生外傷 6,392. 8 2. 4 857 10 6,298. 0 2. 1 2. 2 803 12 5,164. 3 1. 9 692 13 背中と首の痛み 4,751. 5 1. 8 637 14 成人発症性の 4,735. 2 1. 8 635 15 4,528. 7 1. 7 607 16 性障害 4,417. 5 1. 7 592 17 4,112. 1 1. 5 551 18 3,907. 9 1. 5 524 19 新生児の感染症など 3,900. 9 1. 5 523 20 3,816. 2 1. 4 511 結核(けっかく、 Tuberculosis)とは、の細菌、主に Mycobacterium tuberculosis により引き起こされる。 結核菌はにによって発見された。 では、初期まで肺結核は 労咳(癆痎、ろうがい)と呼ばれていた。 現在でも多くの人が罹患する病気で好発部位はであるが、全身の臓器・器官に感染し、顕著な症状を呈している部位名の前後に「結核」を付け加えるなどした呼び方により細分化される(、、参照)。 WHO によると、結核はの次に死者の多いであり 、2013年には900万人の患者が発症し150万人が死亡した。 WHOは2017年にも1000万人が新たに結核と診断され、160万人が死亡したと推定している。 このままではが(SDGs)で掲げる「2030年までの結核流行終息」達成が難しいとして各国の対策強化を求めている。 また世界では50万人の0-14歳児童が結核に感染しており、2013年では8万人(HIV陰性)が死亡した。 またHIV患者はリスクが26-31倍となり、HIV患者の4人に1人は結核で死亡している。 感染様式は結核菌を含むの吸入によるで 、結核患者からの咳、くしゃみ、唾より感染する。 世界人口の3分の1が結核菌に感染しており、毎秒の単位で感染患者が発生している。 が効かない MDR-TB や「超多剤耐性」 XDR のが問題となっている。 WHO は2010年3月18日、従来の薬による治療が極めて困難な「超多剤耐性」 XDR 結核の感染が2010年3月時点で、世界58カ国で確認されたと発表した。 XDR結核の感染者は推定で、年間2万5000人に上るとした。 また、XDRを含めた、薬による治療が難しい「多剤耐性」 MDR 結核の感染者は08年で年間44万人、死者は15万人に上ったと推計した。 2013年のMDR-TB感染者数は48万人に上る。 病原体の Mycobacterium tuberculosis 結核は、群に属する Mycobacterium tuberculosis(ヒト型結核菌)、 M. bovis(ウシ型結核菌)、 M. africanum(アフリカ型結核菌)等群によっておこるが、日本の結核は主に M. tuberculosis による。 なお、 Mycobacterium tuberculosis の読みは、編の『微生物学用語集』には読みに準じて「マイコバクテリウム・ツベルクローシス」と記載されている。 (正しくはミュコバクテリウム・ツベルクローシス) tuberculosis は風に「テュバキュローシス」と読まれることもある。 が多く肺などの器官においての発症が目立つが、(髄膜炎)、組織、血流(粟粒結核)、泌尿生殖器、、などにも感染し、発症する器官も全身に及ぶ。 結核菌は様々な器官において細胞内寄生を行い、システムは結核菌を宿主細胞ごと排除しようとするため、広範に組織が破壊され、放置すれば重篤な症状を起こして高い頻度で死に至る。 肺結核における激しい肺出血とそれによる、またそれによって起こる死がこうした病態を象徴している。 感染者の大半は症状を発症する場合は少なく、無症候性、潜伏感染が一般的である。 但し、潜伏感染の約10分の1が最終的に症状を発症し、を行わない場合、発病者の約半分が死亡する。 結核菌がこのように最も病原力の強い細菌の一つである原因は、• 感染力が強く肺から肺へ空気感染する。 免疫細胞の内で繁殖できる。 現存するワクチンは地域によって効果がとても低い。 などによる。 結核菌は、細菌を殺す人間の主要な免疫細胞であるマクロファージ(食細胞)の中で繁殖できるという、極めて特殊な機構をもつ。 この機構は結核菌がマクロファージのとファゴソームの融合を阻害する能力を持つことによる。 ただし、それでも大半の正常な免疫能力をもつ健常者では、の助けを借りてマクロファージごと細菌を殺して封じ込めるため無症状か軽い症状で済むが、免疫能力の劣った人間には重い症状が発症する。 一次結核 吸入された結核菌がリンパ行性、血行性に体中に広がり細胞内に寄生して潜伏する。 無症状である。 免疫応答が不十分な宿主においては結核症を発症する。 典型的には上肺野、肺尖部領域のを発症する。 乳幼児や小児、免疫力の低い高齢者に多く見られる。 二次結核 成人の結核。 再活性化 充分な免疫応答が得られても、宿主の免疫機能が後天的に障害されると、結核菌は活性化する。 宿主の免疫機能が障害される例としては、加齢、、(AIDS)、、、やといった薬物の使用が挙げられる。 抗菌剤による治療法が確立する以前は「不治の病」と呼ばれていた。 診断・検査法 [ ] 、、顕微鏡下での病原体の検出、核酸増幅法、画像検査などの検査方法がある。 ツベルクリン反応 [ ] 後述の通り日本ではBCG接種が義務であるため欧米より信頼性が乏しい検査となっている。 それでも、発赤20mm以上、硬結10mm以上の「強陽性」の所見は活動性の結核感染を示唆する。 「中等度陽性」は、特に結核の診断の可能性を高めるものでも低くするものでもないと考えられる。 免疫不全患者やなどでは結核に関する免疫寛容が成立していたり現在結核菌感染があってもツベルクリン反応が陰性になり、「アネルギー」と呼ばれる。 また、数時間から一両日で検査結果を出すことができるとされている。 また同様の原理の. TB検査も用いられる。 QFTならびにT-スポットは、 IGRA と総称される。 核酸・蛋白検出 [ ] 核酸増幅法として TaqMan PCR 、核酸増幅とキャピラリを組み合わせたPCR-CE法としてミュータスワコーMTB がある。 また、核酸検出法としては、DNA-RNAハイブリダイゼーション(アキュプローブ法)、DNA-DNAハイブリダイゼーション(DDHマイコバクテリア)などがある。 他に迅速診断法としてキャピリアTB蛋白検出法)がある。 検査所見 [ ] 喀痰塗抹検査(チール・ニールセン染色)は喀痰中の抗酸菌の有無および排菌量をみる検査であり、まず行うべき方法である。 また蛍光塗抹検査を利用することもできる。 なお、結核を疑った患者から採痰を行う場合は専用ブースを用意し採集する。 これまで喀痰中の排菌量はガフキー号数で表記されてきた。 塗抹検査では、結核菌か非結核性抗酸菌かの同定はできない。 菌の同定および薬剤耐性を調べるには喀痰培養検査を行うが、結核菌は培養による繁殖が遅く、3-6週間必要で早期診断には適さない。 早期診断には喀痰の結核菌DNAのPCR法が有用である。 ・が高く日本でも普及してきている。 ただ、PCR法は死菌でもを検出することがあり、陽性になることがある。 下のBAL(気管支肺胞洗浄)やTBLB(経気管支肺生検)も診断に有用である。 胃液検査は培養のみが検査に適するので早期診断に有用ではない。 血液培養をする場合は専用のが必要である。 胸膜生検が必要である。 画像所見 [ ]• 単純:古典的典型例では空洞を伴う結節影がみられる。 胸部:と娘結節の存在、空洞形成、肺門腫大、など。 多彩な像を呈するため肺結核は画像のみでの正確な診断は困難である。 喀痰検査や血液検査とともに総合的に診断する。 治療 [ ] かつては、の単剤の投与で効果があったが、現在は獲得の危険があるため、単剤での治療は行わない。 INH 、 RFP 、 PZA 、 EB (またはストレプトマイシン SM )の4剤併用を行うべきであると考えられている。 ほかに、デラマニド製剤(デルティバ) も使用される。 結核菌はこのそれぞれの薬物に耐性をもつものが存在するが、イソニアジドおよびリファンピシンの2剤に耐性をもつ菌は「多剤耐性結核菌」と呼ばれ、治療に難渋することがある。 一度発症した場合は、6〜9ヶ月の投薬療法が一般的である。 しかし、治療中断により結核菌に薬剤耐性ができ、集団感染することが問題となっている。 そのため、特にやの住人に対して、確実な薬の服用を目指した 直接監視下短期化学療法 directly observed treatment, short-course, DOTS の実施拡大が求められている。 肺結核はが起こるため、排菌のある結核患者は感染症予防法()により、負圧設備のある結核病棟への入院が義務づけられている。 医療従事者は(FFP3マスク)を装着する必要がある。 患者の搬送は最低限にすべきであるが、どうしても必要な場合は患者に通常のマスクを、医療従事者にN95マスクを装着し、窓を開けるなど換気に留意する。 喀痰中の排菌のない(ガフキー0号)患者は、強制入院の対象ではない。 肺外結核 [ ]• - Tuberculosis of nervous system• - Tuberculosis of other organs• - 粟粒結核 結核性髄膜炎 [ ] 詳細は「」を参照 結核性髄膜炎 Tuberculous meningitis は、亜急性の鑑別の一つである。 性、性、癌性髄膜炎との鑑別を要する。 症状 、過敏、食欲不振、、、、、である。 行動の変化を認めることもある。 また、多部位の結核菌感染の症状を認めることがある。 身体所見 項部硬直、麻痺症状を認めることがある。 検査所見 髄液は黄色くて、cell 100-500(単核球優位)、高蛋白、低グルコースを示す。 細菌性髄膜炎と比べて明らかに弱い所見を示す。 髄液PCRはが高い。 治療法 肺結核症と同様であり、12ヶ月の投薬を行う。 イソニアジド、リファンピシン、ピラジナミドは髄液移行性がよい。 エタンブトール,ストレプトマイシンは基本的に髄液移行性は不良であるが、髄膜の炎症が認められる場合には髄液中に移行する。 デキサメタゾンは細菌性のようなはないが、用いることがある。 結核性リンパ節炎 [ ] 詳細は「」を参照 腸結核はが引き起こすのこと。 典型的には回盲部に起こり、との鑑別が問題となる。 ただしその他のどの部位もおかされうる。 がおかされた場合はとの鑑別が重要。 症状 慢性的な腹痛、閉塞症状、食欲不振、体重減少、などである。 (下血)、・、腹部膨満感、を伴うこともある。 結腸では、検査にて多発潰瘍、潰瘍化した集塊、無茎性ポリープ、小憩室を認める。 診断確定は、大腸内視鏡下の生検にてを認めたり結核菌培養が陽性であるときである。 生検標本のPCRによる結核菌の検出は、迅速で最もが高い。 2007年現在、やにより小腸結核も診断できるようになった。 合併症 、狭窄、、大量、形成、が起こることがある。 治療 肺結核と同様である。 合併症が起こった場合は手術が必要なこともある。 腎結核 [ ] 無菌性の原因の一つ。 を発症する。 培養にて結核菌が証明される。 治療法は、肺結核と同様である。 副腎結核 [ ] 慢性副腎不全の鑑別の一つ。 特に結核症の頻度が高い地域ではの主要な原因である。 、、、の使用による両側副腎出血、性腫瘍など鑑別は多岐にわたる。 結核性卵管炎 [ ] 骨盤痛と、骨盤腫瘤を生じ、に多い。 PIDの鑑別診断の一つである。 筋骨格系の結核症 [ ] Tuberculosis of bones and joints 胸椎・腰椎の結核症や単関節の結核症(主に)が知られている。 代表的な疾患は脊椎である。 診断は、骨・骨膜・所属リンパ節生検によるの証明や関節液、膿汁の塗抹・培養・PCRである。 鑑別疾患は、亜急性・慢性のや骨の感染症、、、性腫瘍である。 治療は、肺結核と同様であるが滑膜切除術を行うこともある。 結核性脊椎炎 [ ] 詳細は「」を参照 結核性脊椎炎は別名Pott's病とも呼ばれる。 治療には、抗結核薬を12〜18ヶ月間用いる。 結核性関節炎、、慢性化膿性滑膜炎、色素性絨毛結節性滑膜炎、滑膜性骨軟骨腫症などの疾患では滑膜に炎症や腫瘍形成を生じるため、これを切除する滑膜切除術(: 、: )が行われる。 これにより疼痛、腫脹などの局所症状を改善し、関節破壊の進行を防ぐ。 関節軟骨、軟骨下骨質に炎症が波及しない時期に行うものを早期滑膜切除術とし、炎症の波及後に行うものを晩期滑膜切除術とするが、早期の方が機能的予後が良好である。 皮膚結核 [ ] Tuberculosis of skin and subcutaneous tissue 皮膚結核は結核菌が血行性またはリンパ行性、まれに外部から直接感染することによって発症する肺外結核の一つである。 病巣から結核菌が証明されるか否かによって分類があり、前者を 真性(真正)皮膚結核、後者を 結核疹と呼ぶ。 そして各々の分類にさらに多くの疾患が属する。 なお、皮膚結核の別称として 狼瘡(ろうそう)という語があり、英語では ループス lupus と呼ばれる。 現在は・として知られるは急性播種状紅斑性狼瘡とも呼ばれるが、その名の語源は発見当時結核性疾患であると考えられたために命名されたものである。 真性(真正)皮膚結核 [ ] このカテゴリーに属する疾患は、病巣に結核菌が証明されるのが最大の特徴である。 従って感染力がある。 皮膚初感染病巣 通常結核はによる感染経路を採るが、極めてまれに皮膚に直接感染するケースがある。 これを 皮膚初感染病巣と呼び、感染後顔面や四肢にやを生じる。 その後リンパ節の腫脹を来たした後ツベルクリン反応が陽性に転じて、病変はを残して治癒する。 なお、は陰性の場合に接種するが、弱毒化した結核菌を人為的に皮膚から感染させて免疫を獲得させる。 したがってBCGは人工的皮膚初感染病巣ともいえるし、逆に皮膚初感染病巣は天然BCGとも呼べる。 尋常性狼瘡 かつて「ループス」といえばこの疾患を指していた。 真性皮膚結核の中では最も標準的な疾患であり、かつては皮膚結核の中で患者が最も多かった。 を好んで侵し、が次第に拡大して潰瘍となりやがてを残して自然治癒する。 だが再発しやすく同一部位に繰り返し発症し醜い瘢痕となり、さらにはその瘢痕部からが発生することがある( 狼瘡瘢痕癌)。 皮膚腺病 現在 日本で最も多い真性皮膚結核である。 肺などから血行性・リンパ行性に結核菌が散布され、で増殖する際に皮膚に病変を形成するものである。 に最も多く病変を形成するが、これは頚部リンパ節結核から皮膚に病変が波及したものである。 最初は赤くしこりを触れる程度であるがやがて腫脹は大きくなり、皮膚を破って膿汁を排出する。 この膿汁には多量の結核菌が存在し、感染原因となる。 皮膚疣状結核 外傷部位などに結核菌が付着して発症する。 肱、膝などの露出部に多く、状の局面が形成され遠心性に拡大するが中心部は病変が無くなり治癒した状態になる。 や飼育業者に多く発症するが日本ではこのような感染経路はほとんどない。 潰瘍性粟粒結核 肺結核、腸結核、腎結核、膀胱結核などの臓器結核から結核菌が、、に付着し増殖して病変を形成する。 丘疹から始まり次第に潰瘍や、などの様々な皮膚病変が多発する。 病変には状の塊が厚く付着するがこの中には極めて多くの結核菌が存在する。 この疾患がある患者は概して末期の結核患者であり、大体において死亡する。 現在日本でこのような病変を見ることは少なく、の専門書にもまず写真が掲載されていない。 急性皮膚粟粒結核 結核性敗血症である粟粒結核(ぞくりゅうけっかく)の皮膚病変であり、小児を多く侵す。 丘疹・紅斑・潰瘍・・などの多彩な症状が全身に多発する。 非常にまれな病態である。 潰瘍性粟粒結核と同様、皮膚科の専門書に写真が掲載されていることはまずない。 結核疹 [ ] tuberculidカテゴリーに属する疾患は、病巣に結核菌が証明されない。 発症機序としては結核に元来過敏性を有しているヒトが結核菌に感染した際、血行性に結核菌や菌が分解された後の産物などが散布されて皮膚に到着、それに伴い様々な皮膚病変を発症する。 細菌によるや真菌アレルギーによると同様の機序で発生する、結核アレルギー性皮膚疾患ともいえる。 腺病性苔癬 主に若年者の胴体や四肢に発症し、に似た粟粒大の丘疹が播種性または集族性に多発する。 丘疹の頂点に小さな膿疱が形成される。 自覚症状はない。 主に初感染者に起こり、BCGの副作用として発症することもある。 壊疽性丘疹状結核疹 結核アレルギーによる血管炎である。 若い女性の四肢に暗赤色の丘疹として多発し、その後発疹の中心が壊疽に陥りを形成。 潰瘍を経て瘢痕治癒する。 疾患名こそ「壊疽」と付くが重篤なものではなく、予後は良好である。 陰茎結核疹 その名の通り男性に限定して発症する結核疹であり、腎結核や膀胱結核など泌尿器系の結核に続発・合併することが多い。 ・に米粒大よりはやや小さな丘疹が発生、膿疱・潰瘍を経て瘢痕化する。 しかしこの過程において亀頭部の形状が不整形の凹凸となり、醜い瘢痕となる。 を合併することが多いとされているが、海外では否定的である。 結核疹の中では最も多く、 皮膚結核全体でも最も症例数が多い。 足が太い若い女性の下腿に多く、最大でもよりやや小さい紅斑として発症。 紅斑は硬くなりやがて深い潰瘍となり、1〜2ヶ月の経過で瘢痕治癒する。 自覚症状はない。 に発症した結核性肉芽腫性脂肪織炎が本態である。 結核性結節性紅斑 は細菌アレルギーが原因で発症する皮膚疾患の一つであるが、結核も主要な原因の一つである。 バザン硬結性紅斑に似るが、最大の違いは潰瘍を形成しないことである。 結節性結核性静脈炎 亜急性に発症し、発熱や倦怠感といった前駆症状を伴うことがあるが多くは無症状で四肢に皮下硬結を生じる。 自覚症状はない。 なお、かつては も結核疹として加えられていた。 結核の特徴である乾酪壊死を組織所見で確認できるためであったが、結核の合併が少ないこと、ツベルクリン反応陰性例が多いこと、さらに結核が減少しているにもかかわらずこの疾患は増加していることなどから、現在はやに近い疾患の位置づけになっている。 酒さ様結核疹も同様の理由で除外されている。 バザン硬結性紅斑では非結核性の症例も比較的多く報告されている。 治療は真性皮膚結核・結核疹とも肺結核に準じた抗結核剤による治療が行われるが、による治療も行われる。 また尋常性狼瘡・皮膚疣状結核・バザン硬結性紅斑では照射やの局所注射が抗結核剤との併用で行われる場合もある。 抗結核剤が無効の場合や皮膚腺病では的な治療も行われる。 予防 [ ] 「」も参照 予防策としての接種があるが、その実施状況は国により異なる。 一方デメリットとしては、を陽性化させてしまうため結核の診断が遅れることにある。 また新生児へのワクチン接種は結核リスクを増加させるため、よく議論を行うべきである。 BCGワクチンの接種は、日本では実施されている。 アメリカ合衆国では行われていない。 諸国では行われている国もあるが、など中止した国もある。 英国では10-14歳小児へのルーチン接種は推奨されなくなった。 結核菌の頻度が低い地域ではBCGを行うメリットは低く、むしろデメリットが大きいと考えられる。 中止した、旧、などは、中止後小児結核が増加した経緯がある。 かつて日本では、まず検査を行い、陰性反応が出た者のみにBCGワクチンを接種していたが、2005年4月1日に結核予防法が改定され、ツベルクリン反応検査を行わずに全員に接種する形になった。 なお、日本では2007年(平成19年)3月31日をもってが廃止され、結核については(感染症法)に統合され、二類感染症に指定し同法の適用を受けることとなるとともに(感染症法6条3項)、BCGワクチンの予防接種については(昭和23年6月30日法律第68号)に再編され定められることとなった。 公衆衛生 [ ] 医師は肺結核を診断した際は、防止のため病院スタッフに対してすみやかに通知すべきである。 また、患者と同じ家屋内で生活する者に対し、スクリーニング(罹患を疑われる対象者を選別する措置)を提供すべきである。 歴史 [ ] ころののミイラには、骨の結核であるの認められる遺体がある。 末、で発見された前半の男性の骨から結核菌とのが見つかり、の時代のエルサレムの上流階級では結核がかなり流行していたことが確認された。 中国時代のから結核にかかった痕跡が確認されている。 に韓国南部の勒島(ヌクト)の遺跡から出土した若い女性の人骨の脊椎3か所にを発見した。 日本では()で出土した中期の人の背骨に結核の痕があり、の島に埋葬されたほぼ同時期の人骨にも結核の痕がある。 日本研究会会長の鈴木隆雄(教授)は、結核は中国から朝鮮半島に広がり、を通じて日本列島に上陸したと推測している。 2019年2月4日、の岡崎健治らの研究チームが、・の広富林遺跡で出土した女性人骨から約5千年前の結核発症の痕跡を発見したことを明らかにした。 東アジアでは最古の結核症例という。 人骨は埋葬された20~30代の女性のもので、2010年に出土した184体の人骨を分析する過程で発見した。 特徴的なのは、のとの一部に、結核が原因で骨が溶解・癒合する病気「」の症状が認められた。 結核はの日本列島では未確認で、研究者はに渡来したと考えられており、今回の発見は、結核はこの地域から文化とセットで日本にもたらされた可能性を示唆するという。 研究内容は、の「INternational Journal of Paleopathology」に発表された。 かつて日本では結核は・とまで言われるほど猛威をふるった。 特に犠牲のひどかったのは、ではたらく女工であった。 の『』にみられるように、ここでも長時間労働や深夜業による過労と栄養不足、集団生活が大きな原因となっているが、工場内ではを保護するため湿度が高かったことも結核菌の増殖をおおいに助けることとなった。 日本で最初に結核に関する統計調査が行われたのは1899年(32年)である。 同年の日本の人口1万人あたりの死亡者数は15. 29人であったが、時代にかけて徐々に増加し、おおむね20から23人の間を上下した。 1934年(9年)に結核で死亡した者は13万1525人であり、患者数は131万5250人となっている。 日本の原因疾患別死亡者数の割合と順位では、結核はは2位、は2位、は3位、は3位、は1位、からは1位、からまで2位、は4位、は3位、からまで4位、は7位、は7位、は8位、は10位、以後は10位未満である。 、、なども結核で亡くなっている。 ので振興に尽くしたの(28年)の死去も、死因は結核といわれている。 後になって、(昭和26年3月31日法律第96号)が制定され、()を用いた化学療法の普及などによって著しく減少した。 軍隊と結核 [ ] 集団生活が基本なため集団感染の危険が高いでは流行で兵力が急激に減ることから、結核には非常に気を使っており、軍の防疫部隊や軍病院では独自に予防研究も行われていた。 では特に厳重な胸部検査をし、さらになどでは、度々反応検査をしたり、寝台は頭と足の向きを交互にするなどして対応していた。 やなど結核と関連する症状が見つかると一旦丙種合格として様子を見るため、煙草で肺や気管を痛めるという偽装もあった。 は胸膜炎のため丙種合格となった後、軍需工場で働きながら旧制に合格し医学生となって徴兵免除となり戦地に赴くことなく終戦を迎えた。 はの徴兵検査には合格したが、招集される数日前に、母親からうつされたを軍医が結核とし即日帰郷となるなど、兵の不足やに厳しい国家でも、呼吸器系の病気が疑われる者は、安全を考慮して入隊させないなど、厳重な水際対策が行われていた。 しかし検査時に潜伏期間だった者から感染する事例が度々発生し、軍を悩ませていた。 治療法が未発達だった時代には、結核が原因で早期に退役した者も多い。 兵役中に結核を発症した場合「軍隊で結核にかかった」などの悪評が広がることを防ぐため、『肺病』などの『ぼかした表現』を使うことも多かった。 では、結核で退役した者にも負傷者と同じく軍病院の利用、大学への進学補助、障害年金の支給があった。 またでは、完治した者がで勤務する軍属などとして、徴兵されることもあった。 は、1929年に海軍兵学校を卒業し入隊したが、結核により1934年に退役、アメリカ軍の施設で治療を受けるも、障害年金が少ないため困窮し、職を転々とした。 また完治していたため、1943年から技術士官としてに復帰している。 隠語 [ ] 死亡率が高かった頃は、病名「結核」はあまりにも直接的で人々の口に出しづらかった。 このため学名の Tuberculosis から、はに "TB" と記した。 また読みが当たり前であったため「テーベー」と言い習わした。 ここから出発して一般人も「テーベー」と呼ぶことが多かった。 現在でも医師同士の会話などでは「テーベー」と呼ぶこともあり、また略号としての "TB" もしばしば使われる。 最近の日本における動き [ ] 予防法や治療法の発達により、かつてに比べると大幅に減ってはいるものの、日本における結核発症者・死者数は近年横ばい状態にあるが、中でも高い水準にある。 これは日本が、諸外国と比べて湿気が多く、結核になりやすい気候条件であることが最大の理由である。 加えて前後は、衛生面で劣悪だったことも、感染に拍車をかけた。 今後更なる高齢化により、患者数が再び増加に転じる恐れが強まっており、これを食い止めるためやが結核予防の啓発活動を進めている。 日本での結核感染率・発病率・死亡率の著しい減少の結果、結核の危険性に対する国民の関心が低下しているので 、厚生労働省は『 結核は過去の病気ではない』というで、も『結核は過去の病気でも 老人の病気でもない』と 注意を喚起している。 日本での2010年の新規登録患者数は23,261人、罹患率は人口10万人対18. 2、結核死亡者数は2,100人であった。 患者のうちの占める割合が高く、70歳以上は51. 結核はの対象である。 (21年)、が第60回結核予防全国大会において「青年期に結核を患い、特効薬によって一命を取り留めた」ことを述べた。 その約半月後、芸能人における発症例(:の発症以来、数か月経過での精密検査結果)があり、に基づいて隔離入院となったことが報じられた。 またその際、本人が結核に気付かず、多くの者に結核菌を感染させた可能性があるとして、芸能事務所が注意喚起したのはもちろんのこと、各区保健所のレベルでは対応が難しいとして、が専用窓口を設けて、対応に追われる事態となった。 また、医療機関による見落としが原因の集団感染も発生している。 2010年にで教職員と生徒計35名の結核感染が判明した。 体調不良を感じた生徒が医療機関を受診したものの、が胸部撮影を行わず、結核に気がつかなかったことが原因。 該当生徒は複数の医療機関を受診し、5つ目の医療機関でようやく肺結核に罹患していることが判明したが、数ヶ月間にわたって排菌している状態で登校していた。 肺結核に罹患している場合、胸部レントゲン撮影をすれば、画像に影が映るため、読診で簡単に見つけることができることから、東京都福祉保健局は「レントゲンを撮らずに、結核の発病を見落とした医療機関は、猛省してほしい」と述べている。 この事態を受け、東京都福祉保健局は都内の学校と医療機関に注意喚起の通達を出すとともに、該当校の教職員と生徒に対してレントゲン撮影と血液検査を実施したり、保護者や生徒への説明会を実施したりした。 また、学校側は教頭や養護教員、スクールカウンセラーによる「健康相談室」を設置し、長引く咳などの症状がある場合、申し出た上で指定医療機関を受診するよう生徒に呼び掛けている。 2009年10月、のが結核で死亡し、臨時休園に追い込まれた。 のはもちろん、、、など結核に感染する動物は多い。 3月2日、タレントが内の病院での精密検査で、肺結核感染の疑いが出たため入院、居住地である保健所も調査を行った。 療養のため活動休止していたが、6月13日に退院。 この闘病経験から「ストップ結核パートナーシップ日本」の大使に任命されている。 2012年7月9日に、東京青梅病院で78人が肺結核に感染、10人が発病、3人が死亡したと東京都が発表した。 文化・文学 [ ] 結核、特に肺結核は 労咳と呼ばれ、古くからに多く見られる病気の一つであった。 、は『』のなかで「胸の病」について書き記しており、の『』でもが胸の病を患い、が悲しむさまが描かれているが、これが結核であるかはわからない。 期にはといわれるまでに罹患者の多い疾病であったため、以降の文化史に強い影響を与えている。 当時はほとんど打つ手のないであり、この病によって若くして命を落とす人が少なくなかった。 結核患者は熱のため頬が赤く、目が大きくうるみ、痩せて肌は白くなるため、悲劇性や運命の非情さ、世の無常、あるいは悲壮さを伴う美的感覚を感じさせる。 また症状が古くからの「血を吐くまで(恋や悩みに)苦しむ」という言い回しに重ね合わされて捉えられたことなどから、やの中では薄倖の才子佳人の病気として描かれることが多かった。 においては、などを務めるに、死期を悟った凄みをまとわせる演出上の設定としても使われた。 のは肺結核のために病死した。 このため幕末もののやでは彼を悲劇の天才剣士として描くことが多い。 ただし池田屋事件当時、同じく隊士であったのによると沖田が喀血したとは書かれておらず、昏倒したことだけが書かれている。 喀血した話はの『』に登場する。 は結核を病み、喀血後、血を吐くまで鳴きつづけるというに自らをなぞらえて子規(漢語でホトトギスの意)という号をもっぱら用いた。 病没前に床で書かれた『病牀六尺』が著名である。 の代表作『』で美貌の浪子が武男を慕いながらも、家の体面や運命によって愛を引き裂かれ、哀れにその生涯を終える物語は、やなどで繰り返し上演された。 の『』は(長期的な療養を必要とする人のための療養所)における末期患者を主人公にしたものである。 堀自身も結核で長い病床生活を送り、病死している。 の『』『』は結核の主人公の焦燥感と絶望を描いた小説である。 同じく梶井の『』も結核の苦しみや、近隣患者が迷信的な民間療法()に縋る様子が描かれている。 の『』は結核患者のための高原サナトリウムを舞台にした小説である。 関連法規 [ ]• (26年)制定。 同法により医師は結核患者であると診断した時は、2日以内に最寄りの保健所に届出。 2007年(19年)3月31日に、感染症法に統合される形で廃止された。 の第二種学校伝染病。 、二類感染症。 医師は結核患者であると診断した時は、直ちに保健所に届出。 BCG接種については、(昭和23年6月30日法律第68号)で定められることとなった。 日本での結核感染率・発病率・死亡率の著しい減少の結果、結核の危険性に対するの関心が低下しているので 、厚生労働省は「 結核は過去の病気ではない」というで 注意を喚起している。 日本での2010年の新規登録患者数は23,261人、罹患率は人口10万人対18. 2であった。 患者のうちの占める割合が高く、70歳以上は51. - 第20条で結核感染児童に対する療育給付・療育医療が定められている。 脚注 [ ] []• Excel Report. 2018-06. 2007. Robbins Basic Pathology 8th ed. Saunders Elsevier. 516-522• 世界保健機関 2015年3月. 2015年8月1日閲覧。 日本経済新聞 夕刊. 共同通信: 社会・スポーツ面. 2018年9月19日. 2018年9月16日閲覧。 永井英明「多剤耐性結核の現状」『医療』第58巻第10号、国立医療学会、2004年、 595-598頁、 :。 「血液透析施設における超多剤耐性結核の集団感染」『結核』第88巻第5号、日本結核病学会、2013年5月15日、 477-484頁、。 World Health Organization 2004年. 2009年11月11日閲覧。 日経メディカル. 2018年9月3日. 結核予防会. 2018年9月3日閲覧。 Jeneway, Charles A. ; et al. 2001. Immunobiology : the immune system in health and disease 5th ed. Garland Science. Fig. ; et al. 2001. Immunobiology : the immune system in health and disease 5th ed. Garland Science. 514. 原田登之、ほか「結核菌抗原ESAT-6およびCFP-10を用いた結核感染診断法QuantiFERON R TB-2Gの基礎的検討」『結核』第79巻第12号、日本結核病学会、2004年、 725-735頁、。 医療情報科学研究所(編)『病気がみえる』vol. 4(呼吸器)、メディックメディア、108頁。 国試対策問題編集委員会(編)『第107回 医師国家試験問題解説』メディックメディア、2013年5月8日、543頁。 日本結核病学会予防委員会「 」 『結核』第89巻第8号、日本結核病学会、2014年、 717-725頁。 プレスリリース , 和光純薬工業, 2016年12月20日 ,• 大塚製薬. 2016年10月11日閲覧。 , Chapt. , Chapt. , Chapt. , Chapt. , Chapt. , Chapt. Jain AK; et al. 2007 Jul. 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