ブルグミュラー。 ブルグミュラーまでいくと・・・

ブルグミュラー「25の練習曲」難易度順!初めて曲想をつけるのに最適なピアノ曲集!

ブルグミュラー

今週、佐渡さんはパリで名門オーケストラ・パリ管弦楽団とのコンサートがありました。 以前番組でもご紹介したイベール作曲「ディヴェルティメント」など演奏されていましたが、インターネットで生中継もしていたのでご覧になられた方もいらっしゃったのではないでしょうか?それにしても現地に行かずともオンタイムで演奏映像(しかもきちんとカット割りをしている!)を見ることが出来るなんて便利な世の中になりましたね。 さて、今日はピアノを習った人なら必ずや一度は弾いたことのある定番曲集「ブルグミュラー25の練習曲」を特集しました。 ピアノの名手としても名高いアキラさん(宮川彬良)が「ブルグミュラーと出合っていなければ、ピアノを続けていなかったかも」とまで言わせしめたほど、子供が夢中になれる魅力的な曲がいっぱい詰まった練習曲です。 アキラさんもお話ししていましたが、この曲集の最大の魅力は「それなりに弾けてしまう!」ということです。 そんなに高度なテクニックを使わずとも、そして指定されたテンポよりゆっくり弾いたとしても、かっこよく聞こえてしまう。 凄いことです!一方でそんな魅力は「子供が弾く簡単な曲」とみられがちで、どんどんピアノが上達すると、決してここには戻らない曲、それが「ブルグミュラー25の練習曲」でした。 しかしそれでいいのか?「簡単に弾けて楽しいなんて、そんな音楽そうそう書けないよ!」とアキラさんは立ち上がりました。 「簡単に弾けちゃうからってバカにするなよ!楽しい曲だからってバカにするなよ!ここにはいっぱい夢があふれているよ」という思いを込め、子供の頃から抱いた妄想(?)ワールドをオーケストラに書き下ろし、「ブルグミュラーの魅力を改めて見直そう」と今日の特集が生まれました。 とある作曲家のお話しによると、この練習曲にはあらゆる作曲技法の基本が詰まっているため、まずは「ブルグミュラー25の練習曲」の分析から作曲を学ぶ、ということを師匠から学んだとのこと。 楽しく弾けて知らず知らずに音楽の基礎を学べるなんて、聴き直して素晴らしい作品だな、って改めて思います。 また、アキラさんがこんな面白いこともおっしゃっていました。 「ブルグミュラーって、きっと左利きだと思うよ」。 確かに、普通は右手でメロディを弾くところ、このブルグミュラーの作品は結構左手でメロディを弾くんですよね。 それがまだピアノ初心者にとって、滑らかに弾けない難しいところでもありました。 こういう風にいろんなことを発見して、あれこれ勝手に想像しながら弾くことが、実は一番大切なことなんだな~、と今回特集して強く思いました。 だから現在ピアノを練習中の皆さん、ちょっとくらい下手っぴでも、「感じて」弾くことができればOKです。 もっと自由に練習しましょうよ。 そしてお母さん方も、おおらかな気持ちで見守って下さいね。 なんせ子供の頃、ピアノの発表会で「真ん中のド」を見つけられなかった佐渡さんですら、今やネットで生中継されるような世界の檜舞台で活躍しているのですから! 番組、楽しくみさせいただきました。 実を申しますと、私も 「ブルグミュラー組曲」なる編曲を 書いた事がありましたもので、 本当に興味津々の番組内容で 多くの学びをいただきました。 アキラさんの楽しい解釈、 色彩豊かな響きのオーケストレーション、 素晴らしいな、と思いました。 オーケストラに、ではありませんが ピアノの楽譜をアンサンブルへの 『拡大編曲』、これからもいろいろやっていただきたいです。 アキラさん編曲の『展覧会の絵』も 聴いてみたいと思いますね。 また次回も楽しみです。 『春の祭典』、オーケストラを 指揮したり、演奏に打ち込んだりした 若い日々が思い出されます。 番組の更なるご発展をお祈りしています。 今回も楽しく拝見させていただきましたー! 馴染みのある曲ばかりですが、 オーケストラと合わさると、こんな曲に 仕上がるんだ、という 新鮮な感動がありました。 あきらさんの、それぞれの曲の解釈も 本当にそう!そう!そういうイメージ!という共感性がもてて なんだかホッとできましたし、 「バラード」なのに、これって?という部分なども、 何か私のしらない解釈があったりするのかと思っていましたが 「屈折してた・・・?」の言葉に、 ああ、やっぱりなぜ!?と感じる部分だったのね、と。 ピアノを習っている息子にも、 ピアノを習う子を持つ親にも、 本当に楽しく、良い学びになる内容でした。 ドビュッシーの子どもの領分の曲なども 今回の様な形で取り上げていただきたくなりました。

次の

一般的にブルグミュラー25番はどの位の年齢で終えると順調?

ブルグミュラー

ブルグミュラー25の練習曲op100-3 La pastrale 楽曲理解のために お正月明けて、生徒がこの曲を持ってきました。 お休み中も一日も欠かさず練習できててえらい。 そして元気よく弾いてくれました。 だからこそ、このまままるにして終わりにするのはもったいない、ということで、もう少し深く掘り下げてみることに。 だから、山の上のなだらかな丘で寝転んで草をはむ牛や羊の番をしている牧童、というのにとっても憧れました。 住んでる地域は違っていても、盆地の我が街にも草むらはあり、風は吹き、牛舎で牛も間ののびた声でないていました。 だから、その心地よさがなんとなくわかるし、でも、ここにはないものとして、憧れることができた。 けれども、今、私の教えている子達にとって、この曲の背景に見える世界の共有ってどんな感じなんだろう?とかんがえました。 観光地に行けば、放牧されている牛や羊にも出会えるかもしれません。 これは、牛。 これは羊。 草を食べていて、実際草をやってみたりして。 家族で旅行の楽しさ。 でもそこで日がな一日、牛や羊たちとつかず離れず過ごす時間って、もうひとつ感覚的に掘り下げ、というか、飛躍が必要なのかも。 さて、ときをさかのぼって、場所も西洋の話。 田園風景、農夫の暮らし、というのに、実は西洋貴族たちはどこか憧れを持っていて、これは西洋文化の中で繰り返し出てくる原風景のようなものでもあります。 それを思えば、街の暮らしの中で、牧歌に思いをはせる、というのはありで、どっぷり田舎暮らし(牛の糞の匂いなんかもがっつりしてくる。 )である必要はないのかも、などと、思ったり。 風と草に焦点を当ててみる そうこう話しながら考えていて、そうかそうか、私がこの曲にすぐにイメージした「風」を伝えて見るのは良いかも、と思いつきました。 右手は、草原に響く、牧童がならす笛の音。 とくに、最初の伴奏のない2小節はその広がる風景に一筋流れてくる、ささやかな音楽が見えてくるようで、イメージをかきたてます。 そして、このレッスンで生徒と二人でよくよく感じてみることにしたのが左手。 ブルグミュラー 牧歌3小節目から 主和音というのは、その存在が大きく出るときと、安心した背景になるときとがあると思うのですが、これは後者。 草が爽やかな風に吹かれてさざめく、みたいな。 牧草ですね。 お花じゃなくて。 細長い葉っぱが一斉に揺れる。 それが一小節内のひとかたまりになっている、4つの和音からイメージ喚起されます。 最後の付点音符の長さの心地よさ。 ここは、左の3つの8分音符を弾いた後に、右手の3つの8分音符を弾くので、多くの初心者さんたちの場合、続けて8分音符を6っこ弾く、一本線になってしまいがち。 この生徒さんも、utena drawingで描いてもらうとそれは一目瞭然で、左の4っつめの付点は全然その存在を意識してもらってないのがわかりました。 でも、そこを感じられたらもっと気持ちいいよ。 ということで、何度かいろいろ対話しながら形を変えていきました。 ブルグミュラー 牧歌・左手のドローイング 最初の私の誘導線から、自分の感じるもの、音楽が持っているものを模索して、一つのループする動きが生まれてきました。 演奏でもちゃんと統一された一つの流れができました。 *utena drawingとその方法を実際やってみる講座については下にリンクを貼っています。 後半もオスティナートリズムは続く ちょっとアナリーゼ的なことをいうと、11小節目からの左は一見別のリズムのようですが、3小節目からのトトトトーンの流れを引き継いでいます。 ブルグミュラー 牧歌11小節目の左手 ここも、草むらの風は続く。 メロディの役割、伴奏の役割、そして、その一つの流れ 一度左手、右手、と分けて練習したのですが さあ、いざ、風景を作っていくというとき(まるで絵筆を持って描いてるみたいです)右手が主体、左手はいわば背景。 背景といっても、止まっているのではなくて、もちろんそこに風が吹いてるわけで。 左の流れがあることによって、右の伸ばす音、経過していく音も勢いやのりがついてくるわけで、その全体に渡る流れの感じをも感じてみました。 刻むのではない揺らすテクニック そして、右手のメロディとして、響のある音にする方法。 これはアタックがきちんと鍵盤の底に到達しながら、流れを作っていくことでつたわるものになる。 左の草を表すとしたら、手首のしなやかな動きが必要になってくる(utena music field ドローイングしたことを演奏におきかえていく、という方法。 そういったことをピアノの前で実際に演奏しながらいろいろやってみました。 きちんと楽譜を読み、弾けるようによく練習してきてくれたいたからこそできた、この日のレッスン。 楽しかったねー。

次の

ブルグミュラー「25の練習曲」難易度順!初めて曲想をつけるのに最適なピアノ曲集!

ブルグミュラー

コンソレーション(なぐさめ)【表現】【トリル】メロディーを置いて弾くのが難しい。 タランテラ 【表現】速く、力強く、でも重たくならないように。 天使の合唱 【表現】癒し系。 ペダルをマスターしたい曲。 ハープのように。 つばめ 【交差】めちゃ好きな曲。 左手さんがつばめのように飛びます。 楽しく弾きましょう。 乗馬 【指】【表現】いろんな要素が総合された曲。 いろんな場面をイメージしながら弾くといいかも。 と、私の感じる難易度順です。 表示のテンポも楽譜によって違いますが、 テンポ通りに弾いた難易度も考えています。 特殊な弾き方をする曲は、初めての挑戦になる場合、難易度が高く感じると思います。 今から考えると、 個々に合わせて省いてもよさそうな曲もあると思います。 ただ、このブルグミュラー25はだんだん広がる音域、曲の長さ、調性(ハ長調やイ短調など)、 拍子(何分の何拍子)、強弱、テンポでいろんなパターンの曲を、 バランス良く配置されていて、丁寧に1曲1曲を仕上げるまでしなくても だんだんといろんな技術や音楽性が身になっているような気がします。 もちろん丁寧に発表できるくらいに仕上げることも大事ですが、 その場合は抜粋(得意な曲、苦手な曲)で、 完璧を目指す曲を選んで練習すると良いと思います。 大人の演奏を見よう ネットでもお手本となる動画を見られます。 子どもが弾いている動画ではなく、 大人(プロ)の演奏を観ましょう。 リズムが分かりにくい曲もあります、お手本を見れば分かりやすくなります。 なるべくプロの曲に近付けるように練習しましょう。 気に入った曲があればその曲を完璧に仕上げてみてください。 ちなみに私は毎日の練習でこのブルグミュラー25を1から順に弾いていたので 12の「別れ」くらいまでは自然に暗譜しました。 私にとっては25曲というより、ブルグミュラー25という1曲のような…というと言いすぎかもしれませんが、それくらい曲同士がつながっています。 とりあえず、つまらずに弾けるようになったレベルで終わらずに、 できるだけ記号や文字の意味を知って、 メロディーを歌うように演奏できることを目指しましょう。 全ての記号や指示通りにする必要はありませんが、指番号など、その通りにしたほうが 弾きやすくなる場合もあります。 題名のイメージに合わせて、 自分なりに表現できるようになりたいですね。 ペダルは小さいうちは無理をせず、響かせたい曲(アヴェマリア、天使の合唱など)に使用しましょう。 お手本の演奏と、自分の演奏の違いを知る 強弱の付け方は、やっているつもりと実際では違う聞こえ方をする場合があります。 自分の演奏を聴くことも必要かと思います。 お手本と自分の演奏を比べて どう違うか、どうすればお手本に近付けるかを 練習の中で身に付けてください。 ブルグミュラーではいろんな新しい弾き方をします。 分からない部分や、なんとなく弾いている箇所はありませんか? うやむやなままにしないで、 部分練習をしたり、先生に聴いたりして解決してください。 基礎をしっかりやることも大切 そうやってひとつひとつをクリアしていけば、ブルグミュラー以外の曲で 同じような箇所が出てきても困ることが少なくなります。 ブルグミュラーで弾いたいろんな弾き方が、 これから弾いていくであろう曲の基礎練習となることと思います。 また、誰かと比べてしまうことも多いかと思いますが、誰かより自分は進みが速いとか遅いとか どうしても気になると思います。 速い遅いは練習の仕方や仕上げの目標などによってレッスンの合格にも差が出てきます。 得意な曲もあれば、自分の苦手な曲も見つかると思います。 ブルグミュラーの基礎をしっかり練習することが何よりですから、 早い遅いを気にする必要はないと思います。 ブルグミュラー25は 初めて出会う「エチュード」です。 音域や、曲の長さ、調性、拍子、強弱、テンポなどなどバランスよく 徐々にレベルアップできるよう配置されています。 いろんな曲のいろんな弾き方をマスターできるよう、 ブルグミュラーの曲はバラエティー豊富です。 初めての弾き方では戸惑うこともあるかもしれませんが、いつか、応用ができるようになります。 速く進みたくなる気持ちもわかりますが、バイエルなどとは違い ブルグミュラーは、曲のイメージを表現できるように、 いろんな記号や、指示の意味を知り、 なるべくプロに近付けるよう練習することでかなり上達します。 じっくり焦らず練習しましょう。

次の