ジンメン。 ジンメン10巻のあらすじと感想※ネタバレ注意|ヴィンターの最後は神々しいが物語としては…

ジンメン(第142話)のネタバレと感想!

ジンメン

巷で話題のストーリー 大体あってる(マジで)。 ・・・と、最近あの 「けものフレンズ」とそっくりなストーリーだと話題になっている、カトウタカヒロ作の 漫画『ジンメン』。 恐ろしいことに、ニンゲン化した動物たちが住むパークが舞台というあらすじ だけを見れば確かに共通点は多い。 ただまぁとっても可愛いフレンズたちが・・・ こうなってる時点で何もかもお察しなのだが。 本当の世界観とあらすじ 冗談はこのくらいにして、この漫画は 人間の顔を持ち、ヒトの言葉を話せるようになった動物 『ジンメン』の恐怖を描いたパニックホラー。 舞台は富士山・・・ではなく不士山ふもとにある 「不士サファリパーク」。 主人公は幼いころから動物の言葉がわかるという不思議な力を持った 高校生・マサト。 7年ぶりに故郷に戻ってきたマサトは 幼馴染のヒトミと大好きだったサファリパークにいくが、そこにいた動物たちは、不気味なヒトの顔を持つ「ジンメン」となり、次々に人間を惨殺していた・・・というストーリー。 グロテスクかつ不気味なジンメンのヴィジュアルや、容赦ないグロ描写、パニックホラーやサバイバルホラーのお約束を詰め込んだスピーディーな展開で人気を博している作品である。 ジンメンとは? ヒトの顔を持った動物たちのこと。 人間の言葉を理解し互いに会話できる。 また本を読むことも可能で知性も人間並となっている。 不二サファリパークで飼われていた動物たちはみなこのジンメンとなり、パーク中の職員を惨殺するなど恐ろしく凶暴な性格となったが、それは彼らが「人間は恐ろしいイキモノ」「人間は敵だ」と判断したため。 脱走後も人間を積極的に襲うが、わざと生かしておいて生存者たちを探す囮にしたり、攫った人間を食肉用と農作業をさせる人間と分別するなど、行動や思考が人間そのものとなり、逆に人間を家畜扱いするようになった。 基本、彼らの顔が パークの職員の人間がベースになっていること。 彼らに噛まれたペットたちもジンメンとなる=感染することから、原因はなんらかのウイルスによるものと推測されている。 動物が大好きな16歳の高校生。 幼いころ不二サファリパークの常連だったため、パーク中の動物を判別でき、動物の知識も豊富。 なぜか動物の気持ちを理解でき、動物にすぐに好かれるという力があるが、初めて会った動物の名前を言い当てたりともはや超能力に近い。 小学生のころはその能力を疑われ友達が出来ず、父親からも放任されて育ったため、 「僕の友達は動物だけ」と半ば人間不信に陥っていた。 が、基本はお人好しですぐに人を信用する。 動物に深い愛情を持っており、ジンメンと化した動物たちを殺さずに救いたいと考えているため、人間側に不利な行動もとってしまうことも。 1巻の序盤、シカのジンメンに襲われて負傷。 その際『感染』し、身体能力や肉体の回復能力が大幅に向上。 30話では首の骨が折れたにも関わらず生存していた。 おっぱい担当。 コミックスの裏表紙ではムダに脱いでいる。 幼いころ、動物にしか心を開こうとしないマサトに歩み寄った人物で、マサトの想い人。 ヒトミ自身も憎からず想っているようだが、徐々に様子がおかしくなっているマサトを気にしていた。 パークの常連であったマサトの顔見知りであり、数少ない人間の友人でもあった。 騒乱の当日、ゾウのハナヨの檻の中で倒れているところをマサトたちによって救われる。 が、行動や発言に謎も多く、2巻ではジンメンと会話したり、謎の電話をかけていたりと不穏な行動が増えてくる。 実はジンメンの実験のことを知っていたことが判明。 末端の人間として計画に関わっていたものの敵勢力ではなく、パークの動物にも本当に愛情を持って接していた。 暁テレビの記者。 政府が隠している真実をありのまま報道する、という真っ当なジャーナリズムの持ち主。 だが取材中、電子機器の異常によりヘリが墜落。 彼女だけが奇跡的に生き残り、以降はマサトたちと行動を共にする。 チエが新人の頃からの付き合いで気さくな人物だったが、墜落死した。 チエにカメラを託し、息を引き取る。 外見はゴリラというよりブタそっくり。 彼が来てから不二サファリパークは経営方針が一転。 1ヶ月に1回、パークの職員と動物たちに 「なかよし健康診断」という検査を行っていた。 序盤にてゾウのハナヨに殺される。 臆病な小物で、ケガをしたマサトに応急手当もせず、囮として利用する。 だがひとり逃げた先でカンガルーのジンメンに殺された。 猟銃を所持しており、クソ警察官に囮にされたマサトたちを助け、避難先の学校まで連れて行ってくれた。 俊樹という孫と行動しているようにみえたが、実は孫はチンパンジーのジンメンの襲撃に遭い、既に事切れた死体となっている。 学校にて再びチンパンジーのジンメンを目撃した時は怒りのあまり錯乱。 マサトたちとジンメンの区別もつかない状態になったところを襲撃され、最後まで孫の遺体を抱きしめたまま殺害された。 ネズミのジンメンに追われている最中に出会い、マサトたちを囮にして逃げた男。 その後人間牧場から脱走してきたところで再会する。 安全な場所へ連れていくといってラブホテルにマサトたちを連れて来るが、内心ヒトミのおっぱいが目当てだったようで、スキをみてベッドに忍び込んできたところをマサトにぶっ飛ばされる。 その後部屋を追い出されるが、別の部屋でカップルが致しているのを立ち聞きし、勢いに任せて3Pを試みる。 だがギシアンしていたのはパンダのジンメンカップルであり、そのまま惨殺された。 生き残りメンバーのリーダーで、身重の妻を連れている。 自衛隊の駐屯基地にてマサトたちと共にジンメンに拉致される。 そこでジンメンが出した洗脳薬入りの食料を食べてしまいジンメン側の兵士となってしまうも、妻を殺す直前に自我を取り戻し、ジンメンを殺害。 妻を守って闘い死亡する。 自らを「ぶたえんちょー」、そして自分たちのことを「ジンメン」と名乗り、全人類に向けて動画を投稿。 孤立した不二山一帯を日本から独立した 「動物公国」だと宣言。 街頭放送を使ってジンメンを統率するなどリーダーとして活躍する。 中田の顔を持つジンメン。 元々サファリパーク生まれのゾウで、幼いマサトが親友とよ部ほど仲がとても良かった。 頭を潰さないようマサトを踏んづけて遊ぶなど穏やかで優しい性格だったが、ジンメンとなった後は 「みなぎってきたぁぁ」「最高にハイなのぉぉぉ!!」と大変に荒ぶっており、マサトを見かけるたびに殺そうとしていた。 が、30話にてまだ彼女がマサトに対して友情を感じており、優しさを忘れていなかったことが判明。 最後までマサトを守り続けた。 6月生まれで「ジューン」という名前だったが、マサトがジュンと呼んだため改名。 群れの中でも大人しいシカだったが、序盤にマサトをツノで貫いた。 が、マサトの言葉は通じていたようで、呼びかけに応じてツノを抜く直前、警察官に撃たれて死亡する。 捕まえた人間の肩に乗って見張ったり、命令に背いた時は一瞬で首を描き切って殺害するなど様々な場面で活躍する。 なぜかメスは子ギャル風のガングロメイクにヅラまで被っていた。 コスチュームプレイ・・・?イイところをジャマされて怒り心頭だったのか、矢口の遺体をとんでもなくグロいことにする。 不二駐屯基地にて自衛隊を殺害。 マサトたち生き残り組を拉致し、監禁する。 ジンメン計画の謎 7年前から不二サファリパークで行われていた謎の実験 「ジンメン計画」。 中田によれば職員は中田含めてすべて実験の関係者であり、動物に人間のコミュニケーション能力の基礎である 「顔」を与え、動物に急速な知性の発達を促したこの実験には、人間や動物の遺伝子を研究中に発生した突然変異したウイルスが使われていたという。 また、ジンメンの暴走により不二一帯を孤立させるかのように現われた 謎の溝。 これは緊急時に周囲に電磁波をはり、ウイルスを滅菌・拡散を防ぐ役割があるのだという(ヘリが落下したのはこのため)。 千枝はこの溝が現われた時、政府が 「死傷者はゼロ」とわかりやすいウソをついたことを疑問視していたが、ジンメン計画は最初から政府が主導で行っていた可能性が高い。 ジンメンの暴走は想定外のことだったのか、それとも・・・ ジュウメン 溝により陸上からの脱出が不可能となったマサトたち。 千枝の提案で自衛隊の駐屯基地にいくも、全員そこでジンメンたちに拉致されてしまう。 そんなピンチを救ったのが、23話から登場したパークの飼育員たち。 彼らは 「動物の力を人間に与える」という実験の被験者であり、またジンメン暴走時の制圧部隊としての役割を持つ、「獣化できる兵士」だった。 (恐らく中田も何らかのジュウメンかと思われるが、どのような動物のジュウメンかは不明) 特別な薬を打つことで能力を使えるが、ぶたえんちょーたちの策略により薬の濃度が調整されていたため、30話以降でゴリラ・ライオンのジュウメンたちが暴走してしまう。 ただし現在、草食動物のジュウメンが逃走中である。 これからの展開予想 序盤に感染し、ハナヨ死亡時では薬なしでも覚醒したかのような描写がある主人公・マサト。 彼はなんらかの動物のジュウメンなのか。 それとも『人間』として獣化するのか?が謎のひとつ。 ジンメン計画の最終目標は人間そのものの進化にあるような気もするが・・・。 また知性があるジンメンたちだが、今のところは人間並みの知性しか持ち合わせていない。 ゆえに一方が一方を支配するというある意味短絡的な思想だが、今後ジンメンたちが人間を越えた知性を持つ可能性はあるのか?という疑問もある。 彼らもまた自分たちの進化に人間を利用しているのかもしれない。 主人公の願いが「動物も人間も救うこと」であれば、ジンメンを動物に戻すというのが一番望ましい結末かもしれないが、ゾンビものの定番である感染を防ぐワクチンの存在がいまだ無いのが気になる。 果たして定番の爆発オチか、まさかのジンメンとの共存エンドなのか・・・。 これからの展開が楽しみである。 【スポンサードリンク】 最後に! 感染系パニックムービーにサバイバルホラー、さらにはテラフォーマーズのような能力ものまで全部まぜこぜにするとは・・・!B級ホラーの極みのようなストーリーですが、とにかくジンメンのヴィジュアルのインパクトが凄いので、それで全てが許される感があります。 こういうホラーはどういう着地点を迎えるかで面白さが決まってくると思うのですが、 主人公の動物を「友達」と扱う態度が、動物側には本当はどう捉えられているのか。 圧倒的な力を持つ人間と、飼われる立場である動物・・・対等ではない関係性から友情が成立するのか?動物側と人間側で揺れ動くマサトがどうなるのか。 そういう深いところに切り込んでくれたらいいなぁと思います。 現在コミックスは3巻まで発売中!マンガは「サンデーうぇぶり」という公式サイトから無料で配信されています。

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ジンメン10巻のあらすじと感想※ネタバレ注意|ヴィンターの最後は神々しいが物語としては…

ジンメン

134話から144話 「これから父さんと一緒にジンメン達の集まってそうな場所に向かう」 自分の能力を使い切り、全てを終わらせると言うマサト。 使命などでは無く、自分が大切だと思える人に生きて欲しい。 そして、ヒトミにはどんな状況でも支え続けてくれたことに感謝を述べます。 ですがその会話を遮るように無数のミサイルによって攻撃が開始されます。 鳥類のジンメン化が想定外だったようで総理が強硬手段に出たのです。 一般大衆には災害緊急事態が宣言されより一層、慌ただしくなります。 溝の中に残った人間たちは国家にとっての脅威と判断され極秘の虐殺命令が出されました。 政府は攻撃によって全てを消し去り、もみ消すつもりのようです。 ですがその攻撃も長くは続かず、電磁網に穴があいたことをきっかけにジンメン鳥たちが次々と自爆覚悟で戦闘機に突撃を始めます。 地下に隠れていたマサト達は攻撃音が遠くなったことで外の様子を伺います。 すると辺り一面は火の海となっており、まるで地獄のようでした。 外に出たことで鳥人たちがマサトの存在に気が付き襲い掛かります。 それを助けたのは自衛隊の日下部でした。 ミズカガミを発動させたことで駐屯地周辺のジンメンは動物に戻り、ヘリと乗組員を見つけて救助活動を行っていたのです。 すぐさまヘリに乗り込み飛び立ちますが、鳥人たちを振り切れそうにありません。 「俺がやる」 自分に残された時間はもう僅かだと悟ったマサトは能力を使い鳥人を遠ざけます。 しかし、その反動で体が老人のように変化し一期に老衰していきます。 もう少しで駐屯地にたどり着ける、そう思った時、戦闘機からの流れ弾に被弾してしまいます。 墜落した先はジンメンたちが待ち構えており辺りを囲まれてしまいます。 力を使おうとするマサトですが不時着の時に負傷し立つことすら出来ません。 すると、サファリの動物たちが助けに来てくれました。 ですがそれだけで抑えきれる戦力では無く、敵は増え続けています。 しかし時間を稼いだことで敵の中にも考えを改める者が出てきます。 「我々は元の動物に戻るのが望みだ。 」 それをきっかけに争いはドンドンと波及していき、同士討ちが始まりそうになりますがマサトはそれすらも受け入れ、ジンメンを救うと言います。 人間の身勝手でジンメンにされた動物たちにも選ぶ権利はある。 「ありがとう。 マサト。 私はジンメンでいたい。 」 マサトの思いを聞いたジンメン達からは殺気が消え逆に感謝の言葉を述べてきます。 火種は急速に収束していき、全てが丸く収まりかけたその場所へ、無常にもミサイルが発射されます。 マサトを守るため、和解したジンメン達が犠牲となりました。 「こんな馬鹿げたことは今度こそ終わりにする!!外に出るぞ!!」 ヘリに乗って強行突破を図りますが総理の私兵が攻撃を辞めません。 そこでマサトはオオカガミを発動させることを決めます。 オオカガミのコード、それはマサトの目に埋めこまれていました。 マサトが死ぬことでそのコードは起動する・・・ 「すまなかった・・・お前が居てくれて幸せだった・・・」 起動されたオオカガミによって富士山からワクチンが噴出されます。 マサトはすでに虫の息ですがワクチンから逃げようとヘリに乗り込んできた鳥人たちに最後の力を使います。 「俺にはこの惨劇を伝えることは出来ない。 ヒトミ、皆に伝えてくれ。 ヒトミが感じた全ての事を」 「ありがとう。 俺昔から、ヒトミの事が・・・好きだった」 そう言ってマサトは富士の火口へと飛び降りたのでした。 マサトのおかげで外に出れた面々ですが戦いは続きます。 総理が送り込んだ部隊が殺しにやってくるからです。 それならばと向かったのは敵の本陣、総理の元でした。 普通の人間が動物たちに敵うはずもなく、総理はジンメン計画の中止を決定したのでした。 最終回の結末 -半年後- 学校に復帰したヒトミ。 ふと自分は何をやってるのだろうと思うことがあります。 本当にあの時の選択は正しかったのか?犠牲になったみんな。 後遺症の無い自分・・・ 中田にそんなことを相談します。 「君は十分やれることをやってるよ」 今では溝に残された生存者の救助はほぼ完了し、二次災害の恐れもありません。 計画の被害者たちもそれなりの仕事についているようです。 「君が一人で責任を感じることは無い。 私たちが居る。 」 「何よりここはマサト君が残してくれた世界だ」 「そう・・ですね。 やれることを・・・やってみます!!」 そこにはまた新たな決意をした彼女の姿があるのでした。 感想 最後はかなり感動しました。 王道パターンのラストでしたがヒトミの表情とか見てると胸が締め付けられます。 ちょっとバイオレンス要素が強い作品でしたが、人間のエゴや動物の気持ちを考えさせられる良い作品だったと思います。 漫画版は誰でも無料で読めるので是非、この方法を使って下さい。

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「ジンメン」の最終回あらすじをひとまとめ(ネタバレ)、人気漫画の最後・結末はこうなった!

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Contents• ジンメン 第145話 最終回のネタバレ! ジンメン計画の凍結が決まってから半年後、ヒトミは高校に復学していた。 教室で富士の溝について語る教師。 しかし、ヒトミは心ここにあらずといった様子だった。 すると、そんなヒトミに気づいたかのようにここからは富士山がよく見えると話始める教師。 そして集中できない気持ちも興味を持つのもわかるが、あそこはまだ大規模な復興をしている最中であり、未知の病原体も確認されている。 ネットでは様々な憶測が飛び交っているが、危険指定区域には絶対に近づかないように、と。 授業が終わり、何処かへと向かうヒトミは、町行く人々を見つめながら疎外感を感じていた。 人々があれだけ変なものが近くにあるのに、受入れ、何事もなかったかのように過ごしていることに。 ヒトミが向かった場所、それは富士山にある施設だった。 警備をしていた新任の自衛官がヒトミを止める。 しかし、上官らしき自衛官に問題ない、通せと言われ戸惑いを隠せない。 そんな自衛官に何かを提示するヒトミ。 それはジンメン計画の上級管理権限証だった。 焦ったようにヒトミを通す新任自衛官。 そして、礼を言いながら去っていくヒトミを見送りながら、なぜあんな女の子が例の計画の上級管理権限証を、と上官に訊ねる。 さあなと言いながらも、地獄を見たことは確かだと返す上官だった。 施設内のとある部屋に入るヒトミ。 そこにはベットに横になり、沢山のチューブに繋がれた中田がいた。 度重なるジュウメン化をしたことにより、官邸から去った後、崩れ落ちるように倒れた中田は、病院へ運ばれた直後は生きているのが奇跡な状態だったらしい。 そんな中田に、自分は何をしているのか、本当にあの時の選択は正しかったのかと自らの悩みを呟くヒトミ。 確かにこの国は許されないことをし、その証拠を内海が命がけで残した。 しかし、その悪行を知らしめるどころか、結局自分を守るために使った。 皆を犠牲にし、自分だけがそれを忘れたようにのうのうと生きている、と。 そんなヒトミにあれで良かったと言う中田。 ヒトミは唯一この出来事を俯瞰して見られる立場にいた。 ヒトミが冷静さを失い、ただ復讐心だけで計画の全容を暴露していたら、溝の内側だけでなく、この国を信用できなくなった人間も苦しんでいたはず。 でもヒトミはそれを使い国を動かした。 被害にあった人々は社会復帰プログラムを受けているが、実際のところ国の機密を守り、外の生活に戻ることはかなり困難。 ヒトミが色んな医療関係施設に出入りしていることも知っている。 国もヒトミを信用して唯一外への出入りを許可している。 そんな中田に同意する声が聞こえる。 それは同じく見舞いに来た李と三美だった。 忙しい中悪いと謝る中田。 いいえと言いながら経過を報告する李。 溝の内側に残された生存者の救助もほぼ完了し、ジンメンの存在も確認されていない。 二次災害の恐れは今のところない、と。 李の話を聞きながら、自分も行ければ良かったのだがと言う中田に、邪魔になるだけだと冷たくあしらう三美。 それでも本当にこれで良かったのかと言うヒトミ。 結局自分達もこれでは、計画を企てた側に飲み込まれたのではないか。 全てが終わり学校へ行っても、皆驚く程日常を受け入れていて、それはこの計画を隠すためにとんでもない力が動いていたのだと考えると不安でたまらない。 いつかまた同じようなことが、と。 そんなヒトミの考えを否定する李。 自分達は関係者の監視が主な役割でもあるが、彼らはジンメン計画の解体のため、割と真面目に働いている。 それに彼らをそうさせたのは、ヒトミの言葉だ、と。 元々計画に対して彼らにも疑問はあり、今回の計画の失敗で被害者への責任に対して怯えていた。 中には殺されるのではないかと思う人もいた。 しかし、ヒトミが計画の解体と言う形で終わらせると発言したことにより、彼らにも新たに贖罪の機会が与えられ、今はその使命感に燃えている人も少なくはない、と。 それでも不届きものはいるので李達が制裁を加えているらしい。 李達のやり取りを見ながらも、ヒトミは正しいことをやったと言う中田。 そしてそれを維持するためにも、自分達がいる、と。 ヒトミが不安に思う気持ちもわかる。 それはヒトミが相手を理解できないことを理解しているからだと言う中田。 だが、マサトはそれでも理解しようと思いを伝え続け、最後にはジンメンとも理解し合えた。 それがきっとマサトの願いであり、望んだ世界のあり方だと。 中田の言葉に両手を握りしめた後、そうだと肯定するヒトミ。 そして思う。 きっとこんな不安は人間が人間である限り捨て去れない。 だが、理解するために伝えることを諦めた瞬間、人は思いやりをなくす。 そして・・・その果ては・・・。 場面は代わり夜道を歩く女とその飼い犬。 嫌がる犬に服を着せて喜ぶ女。 吠えながら威嚇する犬だが女は気にすることなくリードを引っ張りひきずりながら歩みを進めていく。 すると突然鳴き声をあげ、倒れる犬。 心配そうに犬に声を掛ける女。 次の瞬間、凍りついたように言葉を失う。 それは飼い犬から発せられた声。 飼い犬の顔は人のようになっていた。 まるでジンメンのように。 そして凍りついたままの女にこう呟くのだった。 ジンメン 第145話 最終回の感想! 今回、遂に最終回でした! 半年後の場面、どうやらヒトミは高校に復学したようです。 でも教師の話そっちのけで富士山を見つめるヒトミ、今までのことを考えるとそっちの方が気になりますよね。 先生、意外と良いこと言ってるんですけどね・・・。 そして他の人が富士山の施設に慣れ、何事もないように過ごしているのもヒトミのモヤモヤの一つなようです。 これは現実でもありますよね。 最初は驚いたり怖がっていても、時間と共に慣れてしまい、当たり前となっていってしまうことって。 場面は代わり中田とヒトミの場面、中田の話では溝の内側にいた人達のなかで溝の外側へと社会復帰しているのはヒトミだけのようです。 あれだけのことがあったのですから、精神的にも肉体的にも極限まで削られた人ばかりなのは確かなので、社会復帰するのにはとてつもない時間はかかるでしょう。 そんな中で機密を守り、色んな医療施設に赴いているヒトミは凄いとしか言えません。 きっと滅茶苦茶頑張ったんですね! ・・・寧ろ頑張りすぎているような気もしますが、ヒトミ的にはまだまだの様です。 そんなヒトミのモヤモヤを払うのは仲間達の言葉です。 李や三美達も合流し、仲間たちと話すヒトミの場面、この場面、ヒトミ達の絆を改めて感じられた場面でした。 皆ヒトミの悩みを受けとめた上で、ヒトミを諭すように、支えるかのように言葉を掛けています。 そして皆マサトの想いを忘れていないことにもぐっと来ました。 マサトの守った世界を守りたいヒトミ、そんなヒトミの想いを一緒に背負おうとする中田達の姿は、出会った当初なら考えられない姿です。 それはあの長い長い旅の中での体験によって絆が生まれたからでしょう。 そして仲間の言葉に勇気付けられたのか、再び決意を固めたヒトミの言葉からも、これからも前を向いて自分の出来ることをしていく!と言う確固たる気持ちが感じられました。 そして最後の場面、なんとジンメン犬の姿が! 経緯を見るに、感染させられたのでしょうが、これって生き延びたジンメンがいると言うことなのでしょうか? それとも隠れて実験を続けているとか・・・? どちらにしろ単純にめでたしめでたし!とならず最後にジンメン達の復活をちらつかせているのは流石ですよね。 人間が伝えることを忘れた瞬間・・・と言うヒトミの言葉は現実の私達にも教訓となるのではないでしょうか? さて、色々考えさせられたこの作品も遂に完結です! 最初はこんな壮大な旅になるとは思わなかったのですが、最後まで飽きることなく読むことができました! カトウ先生の新作も楽しみです! そしてヒトミ達の未来が明るい世界でありますように! ジンメンを無料で読む方法 ついに最終回を迎えたジンメン。

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